授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1M1080
授業コード T1M108001
授業科目名 環境化学
同上英語名 Environmental Chemistry
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部共生応用化学科Aコース (T1M)
開放区分  
担当教員 (石垣 智基)
開講時限・
講義室等
2年後期金曜5限 
工 5号棟 204教室
科目区分
詳細表
2015年入学生:
専門必修F10(T1M3:共生応用化学科環境調和コース),専門選択必修F20(T1M1:共生応用化学科生体関連コース, T1M2:共生応用化学科応用化学コース)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
[受講対象]
[授業概要]
 環境の中で起きている現象や環境を保全する場面で用いられる技術的対策などの多くは、化学の原理にもとづいている。本授業では、このような環境という分野を科学的に理解し、環境保全技術などに役立つ化学的基礎の習得からはじめ、社会的問題としての性格も帯びる環境問題の諸事象・トピックについて幅広くかつ環境化学的視点から解説し、さらに学生自身が専門領域への関心をもてるように構成する。
[目的・目標]
 大気や水などの環境内の諸現象や環境保全技術の多くは、化学の原理にもとづいている。しかし、環境を理解し、環境保全や新たな環境の創造などに立ち向かうためには化学の知識や応用にとどまらないsomethingが必要である。本授業では、このような特徴を持つ境界領域分野としての環境化学について、学生自身が基礎学問の習得とともに総合的視点を身につけることを目標とする。 受講する学生には、講義で紹介される身の回りの社会・環境の問題と、広義の「化学」ならびに自身が専攻する狭義の「化学」との接点について、思考する習慣をもつことを求める。
[授業計画・授業内容]
 主として教科書に基づく板書により行う。必要に応じてプリント(自作資料)またはプロジェクターによるPowerPointを併用する。 授業時間外学習により理解を深めることを目的として、定期的に課題を提示する。なおこの課題は成績評価には含まれない。
  1. 環境化学と化学物質管理の基礎
  2. 物質と元素の循環(1)
  3. 物質と元素の循環(2)
  4. 化学物質の生産・使用とその環境内動態
  5. 化学物質による暴露とリスク評価
  6. 大気汚染の基礎と汚染物質の排出
  7. 地球規模での環境化学(気候変動・オゾン層破壊)
  8. 水環境問題の化学
  9. 水質浄化の基礎と応用
  10. 重金属(1)
  11. 重金属(2)
  12. 汚染環境の修復(1)
  13. 汚染環境の修復(2)
  14. 放射性物質の環境化学
  15. まとめと最終試験
[キーワード]
地球環境、公害、化学物質、大気汚染、水質汚濁、地盤汚染
[教科書・参考書]
「図説わかる環境工学」(渡辺信久・岸本直之・石垣智基)学芸出版社, 2008年発行, ISBN:978-4-761-52444-9, 「入門 環境の科学と工学」(川本克也・葛西栄輝)共立出版,2003年発行, ISBN978-4-320-07156-8
[評価方法・基準]
試験(中間および期末)の成績:100%
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
10/9は休講。補講は2/12に行う。
関連URL  
備考 [T1M108001]からコピー。

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas