開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T1M1240 |
授業コード | T1M124001 |
授業科目名 | 生化学II |
同上英語名 | Biochemistry II |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学部共生応用化学科Aコース (T1M) |
開放区分 | |
担当教員 | (小島 修一) |
開講時限・ 講義室等 | 3年前期水曜1限 工 9号棟 106教室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2014年入学生:
- 専門選択必修F20(T1M1:共生応用化学科生体関連コース),専門選択科目F36(T1M:共生応用化学科, T1M2:共生応用化学科応用化学コース, T1M3:共生応用化学科環境調和コース)
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 100
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可;生化学1を履修済みであることが望ましい。
- [授業概要]
- 細胞内では沢山の化学(酵素)反応が同時に、しかし高い秩序をもって行われている。それらを基本的代謝経路に整理し、それらひとつひとつの生物学的意義、我々の生活や健康との関わりとともに解説する。
- [目的・目標]
- (一般目標)細胞の中での物質の相互変換である代謝がいかにして行われ、その結果、エネルギーがどのように生産され、生体物質が合成されるか、また、生体内における情報交換や、高次生命現象を生物がいかに実現しているかを分子の言葉で説明できるようになる。
(達成目標)(1)糖質、脂質、アミノ酸などがいかに分解され、エネルギー通貨としてのATPが合成されるか、その代謝の道筋を説明できる。(2)多糖、脂肪、核酸などの生物を構成する物質が低分子化合物からどのようにして合成されるか説明できる。(3)植物において光合成がどのようにして行われているか説明できる。(4)細胞内あるいは細胞間のシグナル伝達や、細胞周期などの高次生命現象について、分子的観点から説明できる。
- [授業計画・授業内容]
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- 代謝の基本概念(総論) (準備学習:「生体分子の化学」を復習しておくこと)
- 解糖系(準備学習:第1回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- 解糖系の調節およびペントースリン酸経路(準備学習:第2回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- グリコーゲン代謝および糖新生(準備学習:第3回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- クエン酸サイクル(準備学習:第4回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- 電子伝達系(準備学習:第5回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- 酸化的リン酸化(準備学習:第6回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- 脂質代謝(準備学習:第7回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- アミノ酸およびヌクレオチド代謝(準備学習:第8回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- 光合成(準備学習:第9回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- 代謝と制御・総論(準備学習:第10回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- シグナル伝達(その1)(準備学習:第11回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- シグナル伝達(その2)(準備学習:第12回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- 細胞周期(準備学習:第13回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- アポトーシス(準備学習:第14回の講義で配布したプリントを予習しておくこと)
- テスト
- [キーワード]
- 代謝経路、細胞システム論、細胞情報学、細胞機能
- [教科書・参考書]
- プリントの図は、主にヴォート基礎生化学(第3版)東京化学同人、から取っています。参考にしてください。
- [評価方法・基準]
- 12回以上の出席を前提とし、期末テストを基礎とする。出席を加味する。
- [関連科目]
- 生体分子の化学、生化学1
- [履修要件]
- 「生体分子の化学」「生化学1」を履修済みであること。
- [備考]
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関連URL |
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備考 | |