授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1M1281
授業コード T1M128101
授業科目名 分析化学 II (旧名称「環境計測科学」)
同上英語名 Analytical Chemistry II
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部共生応用化学科Aコース (T1M)
開放区分  
担当教員 藤浪 眞紀
開講時限・
講義室等
2年後期金曜4限 
工 5号棟 204教室
科目区分
詳細表
2015年入学生:
専門選択必修F20(T1M:共生応用化学科, T1M1:共生応用化学科生体関連コース, T1M2:共生応用化学科応用化学コース, T1M3:共生応用化学科環境調和コース)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
100
[受講対象]
自学部他学科生 履修可
[授業概要]
分析化学IとIIにおいて,平衡論に基づく容量分析,電気化学分析,光を用いた分子・原子スペクトル,分離分析,生化学分析を学ぶ。
[目的・目標]
分析化学において重要な分離・検出を意識しながらその方法論を論ずることができるようにする。分離については液液抽出の戦略,クロマトグラフィーの特徴が発現するための原理,生化学分析のように分離困難な場合の分離戦略を述べることができるようにする。酸化還元反応においてはその電子移動の観点から議論できるようにする。
[授業計画・授業内容]
講義で使用するviewgraphをダウンロードできるようにして,内容の理解に資する。
  1. 酸化還元反応と電位
  2. 酸化還元滴定 第一回で与えた課題を考えておくこと。
  3. 電池と電子移動 第二回で与えた課題を考えておくこと。
  4. 分離分析(沈殿反応) 第三回で与えた課題を考えておくこと。
  5. 分離分析(抽出・分配)1 第四回で与えた課題を考えておくこと。
  6. 分離分析(抽出・分配)2 第五回で与えた課題を考えておくこと。
  7. 多段抽出 第六回で与えた課題を考えておくこと。
  8. 分離のまとめ 基礎的事項を確実にすること。
  9. ガスクロマトグラフィーの基礎 第八回で与えた課題を考えておくこと。
  10. ガスクロマトグラフィー 第九回で与えた課題を考えておくこと。
  11. 液体クロマトグラフィー 第十回で与えた課題を考えておくこと。
  12. そのほかのクロマトグラフィー 第十一回で与えた課題を考えておくこと。
  13. DNAやタンパク質分析のための電気泳動法 第十二回で与えた課題を考えておくこと。
  14. 酵素反応を利用した分析法 第十三回で与えた課題を考えておくこと。
  15. 免疫分析 第十四回で与えた課題を考えておくこと。
[キーワード]
分離,抽出,クロマトグラフィー,免疫分析,電気泳動分析,酵素反応
[教科書・参考書]
[教科書] 基礎から理解する化学3「分析化学」藤浪眞紀ら著(みみずく舎)
[評価方法・基準]
本授業の目標を最低限修得したことを確認するための中間試験と期末試験を行い,それを成績判定の資料とする。なお,不正行為を行った者には、学則に基づき厳重な処分を与える。
[関連科目]
分析化学I,分析化学実験
[履修要件]
分析化学Iや分析化学実験の単位を取得しておくことが望ましい。
[備考]
講義の受講に関して,特に予備知識は不要である。
関連URL
備考  平成20年度まで開講していた「環境計測科学」の読替科目である。

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas