開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T1M1290 |
授業コード | T1M129001 |
授業科目名 | 反応工学 |
同上英語名 | Chemical Reaction Engineering |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学部共生応用化学科Aコース (T1M) |
開放区分 | |
担当教員 | 佐藤 智司 |
開講時限・ 講義室等 | 3年前期水曜2限 工 5号棟 204教室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2014年入学生:
- 専門選択必修F20(T1M:共生応用化学科, T1M2:共生応用化学科応用化学コース, T1M3:共生応用化学科環境調和コース),専門選択科目F36(T1M1:共生応用化学科生体関連コース)
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 80
- [受講対象]
- 科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- 反応器設計に必要な基礎的事項について講義する。均一反応系における反応速度論、不均一反応系における反応速度論について解説する。
- [目的・目標]
- 物理化学IIで学習した反応速度論の内容を化学工学的な観点から改めて学び、反応器設計に必要な基礎的事項を理解し、均一反応系における反応速度論、不均一反応系における反応速度論の区別して理解を深める。 達成目標として、1)均一反応系における反応器の違いによる速度式の相違、2)不均一系における反応律速と拡散律速を正しく理解する。
- [授業計画・授業内容]
- 1 第1章 平衡組成の実用的計算、第2章 均一反応系における反応速度、第3章 不均一系反応における反応速度、第4章 反応装置について講義する。
- 第1章 平衡組成の実用的計算: 反応熱、平衡定数 ◆必要な準備学習:指定教科書を準備し、第5章のpp154-156を予習する
- 平衡転化率、平衡組成の近似計算 ◆必要な準備学習:第1回の授業で指示する範囲を復習する
- 複合反応の平衡 ◆必要な準備学習:第2回の授業で指示する演習問題を解答する
- 第2章 均一反応系における反応速度: 反応速度式、第1回小テスト ◆必要な準備学習:第1-3回の授業範囲を復習する
- 反応流体の流れ型式、反応速度解析 ◆必要な準備学習:第4回の授業で指示する範囲を復習する
- 連続流通系反応器 ◆必要な準備学習:第5回の授業で指示する演習問題を解答する
- 複合反応の反応速度解析 ◆必要な準備学習:第6回の授業で指示する演習問題を解答する
- 第3章 不均一系反応における反応速度: 境膜拡散抵抗、第2回小テスト ◆必要な準備学習:第4-7回の授業範囲を復習する
- 吸着平衡および吸着速度式 ◆必要な準備学習:第8回の授業で指示する範囲を復習する
- L−H型触媒反応速度式 ◆必要な準備学習:第9回の授業で指示する演習問題を解答する
- 固体粒子内拡散と触媒有効係数 ◆必要な準備学習:第10回の授業で指示する範囲を復習する
- 固相反応の反応速度 ◆必要な準備学習:第11回の授業で指示する演習問題を解答する
- 第4章 反応装置: 反応操作設計、第3回小テスト ◆必要な準備学習:第8-12回の授業範囲を復習する
- 固定層と流動層の相互関係 ◆必要な準備学習:第13回の授業で指示する範囲を復習する
- 理解度確認と補足説明 ◆必要な準備学習:指定教科書第5章の授業範囲を復習する
- [キーワード]
- 均一反応, 不均一反応系, 反応速度論, 化学反応装置
- [教科書・参考書]
- 指定教科書:「化学工学の基礎」応用化学シリーズ4(朝倉書店)
- [評価方法・基準]
- 授業外学習として、指定された演習問題をレポート提出することを要求する。小テスト3回(20%),期末試験(80%)で評価する。小テストおよび期末試験は100点満点で,60点が本科目の目的・目標に掲げられている達成度に相当するような内容および難易度で出題する。単位を取得するためには、総合した平均点が60点以上であることが必要である。
- [関連科目]
- 物理化学I、物理化学II
- [履修要件]
- 4/5以上の出席を必要条件とする
- [備考]
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関連URL |
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備考 | オフィスアワー:可能な限り平日午後16:10〜17:40 |