授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1M1360
授業コード T1M136001
授業科目名 光化学
同上英語名 Photochemistry
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部共生応用化学科Aコース (T1M)
開放区分 千葉工大開放科目
担当教員 坂本 昌巳
開講時限・
講義室等
3年後期金曜3限 
工 5号棟 204教室
科目区分
詳細表
2014年入学生:
専門選択必修F20(T1M:共生応用化学科, T1M1:共生応用化学科生体関連コース, T1M2:共生応用化学科応用化学コース, T1M3:共生応用化学科環境調和コース),専門選択科目F36(T1T:画像科学科)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
110
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
[授業概要]
励起分子の性質や挙動を平易に解説する。特にアルケンやカルボニル化合物、芳香族化合物などの基底状態と励起状態での反応を詳しく解説する。代表的な有機化合物の光反応や身の回りの光反応、最新の光技術についても解説する。
[目的・目標]
 基底状態の分子と励起分子との反応性の違いなど基本的事項についての理解を深めるとともに、自然界における光反応から工業的な光応用技術までを学ぶ。  基本的な励起状態とエネルギー失活過程の理解、代表的な有機光反応の例や反応機構を深く理解することを目指す。
[授業計画・授業内容]
以下の授業計画に沿って講義する。前回の授業で出された課題を前もって回答しておくこと。
  1. 光化学反応の基礎と光反応の特質
  2. 電子励起と失活の諸過程。
  3. 励起分子の性質
  4. Woodward-Hoffmann則
  5. 光電子移動反応
  6. 光エネルギー移動
  7. カルボニル化合物の光化学
  8. アルケン、アルキンの光化学,
  9. 芳香族化合物の光化学
  10. ポリエン、共役不飽和カルボニル化合物の光化学
  11. 一重項酸素の性質と反応
  12. 化学発光と自然界における光化学
  13. ホトクロミズム、レーザーの原理と工業的応用
  14. 光触媒、光化学の実験方法
  15. 期末試験、最新の光技術、総括
[キーワード]
光化学、励起状態、基底状態、光エネルギー、有機化学、光技術
[教科書・参考書]
光化学(裳華房)、光化学1(丸善)
[評価方法・基準]
概ね次の割合で、総合的に判断する。小テスト(40%)、理解度チェックテスト(20%)、期末試験(40%)。理解度チェックテストと期末試験は本科目の到達目標に掲げられている事項に相当する内容および難易度で出題する。単位を取得するには理解度チェックテストと期末試験を受験し、出席を兼ねた小テストを含めた総合点が60点以上であることが必要である。
[関連科目]
有機化学I〜IV、立体化学
[履修要件]
有機化学の基礎を理解していることが望ましい。
[備考]
関連URL  
備考 

, Last modified: Tuesday, 23-Feb-2016 11:41:37 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas