開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T1M1370 |
授業コード | T1M137001 |
授業科目名 | 分子生物学入門 |
同上英語名 | Molecular Biology |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学部共生応用化学科Aコース (T1M) |
開放区分 | |
担当教員 | (坂本 泰一) |
開講時限・ 講義室等 | 3年後期火曜5限 工 2号棟 202教室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2014年入学生:
- 専門選択必修F20(T1M1:共生応用化学科生体関連コース),専門選択科目F36(T1M:共生応用化学科, T1M2:共生応用化学科応用化学コース, T1M3:共生応用化学科環境調和コース)
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 100
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可;物質系および化学系の学生を対象とし、生化学において細胞内反応の素過程の分子科学を学んでいることが望ましい。
- [授業概要]
- 今や生物学は分子レベルで研究する対象となった。本講義では、現代の分子生物学における重要な概念やトピックを、ひとつひとつ分子の言葉で解説してゆく。
- [目的・目標]
- (一般目標)個体、あるいは種の単位での生物のふるまいを分子の言葉で理解する。また、現代分子生物学が我々の世界観をどう変え、我々の生活をどのように変革した(しうる)かを理解する。
(達成目標) (1)遺伝情報発現の分子メカニズムを理解する。(2)トランスポゾンやウイルス、あるいは癌などの重要な生命現象について分子レベルで理解する。(3)分子生物学に基づく遺伝子操作の基礎について理解する。
- [授業計画・授業内容]
- 15回の講義を行う(期末テストを含めて合計16回)。 基本はパワーポイントを用いての説明であるが、プリントを付加的に用い、適宜視覚に訴えて講義をしたい。なお、講義では積極的に口述筆記を求めてゆく。毎回,講義内容の確認のため、課題提出を行う。講義の前半(1〜9回目)において分子生物学の基本概念を説明する。さらに、10〜13回目においては、重要な生命現象について分子レベルで説明する。残りの2回(14、15回目)で遺伝子操作の基礎について紹介する。これらの講義を通じて、分子生物学という魅力的な学問の本質を理解し、また生命科学の先端に触れてほしい。
- オリエンテーションおよび遺伝情報の流れ(セントラルドグマ):(準備学習;特になし)
- DNAの複製1(DNAの構造と歴史的実験):(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- DNAの複製2(DNAポリメラーゼと複製メカニズム):(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 転写1(RNAポリメラーゼと転写のメカニズム):(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 転写2(転写制御):(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 転写後プロセシング:(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 翻訳1(翻訳のメカニズム):(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 翻訳2(翻訳制御:(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- タンパク質の局在化と品質管理:(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- ウイルスの分子生物学:(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 細胞情報伝達の分子生物学:(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- ゲノム科学と分子生物学:(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- RNAと分子生物学:(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 遺伝子操作の基礎1(遺伝子クローニング):(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 遺伝子操作の基礎2(タンパク質の生産):(準備学習;前回の復習を行っておくこと。)
- 期末試験:(準備学習:前回までの15回の復習を行っておくこと。)
- [キーワード]
- 遺伝情報と進化、遺伝子組換え、ポストゲノム
- [教科書・参考書]
- 参考書として“基礎化学コース 生命科学II「遺伝子の働きとその応用」”渡辺公綱、姫野俵太著(丸善株式会社)をあげるが、これにかぎらず、分子生物学の教科書を1冊持っていることが望ましい。
- [評価方法・基準]
- 12回以上の出席を前提とする。期末テストを基礎とする。評点は、授業中に回収する課題(40点)と期末テスト(60点)の合計点数で評価する。分子生物学の基本概念について正確に理解していることを基準とする。
- [関連科目]
- 生体分子の化学、生化学1 、生化学2
- [履修要件]
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- [備考]
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関連URL |
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備考 | |