授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1M1400
授業コード T1M140001
授業科目名 セラミックス化学
同上英語名 Ceramics Chemistry
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部共生応用化学科Aコース (T1M)
開放区分  
担当教員 小島 隆
開講時限・
講義室等
3年前期月曜4限 
工 5号棟 204教室
科目区分
詳細表
2014年入学生:
専門選択必修F20(T1M2:共生応用化学科応用化学コース),専門選択科目F36(T1M:共生応用化学科, T1M1:共生応用化学科生体関連コース, T1M3:共生応用化学科環境調和コース)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可
[授業概要]
 セラミックス全般を解説した上で、セラミックスを構造面、製造面、化学的面、物理的面などから考察する。これらを基盤として、セラミックス材料が理解できるように教授する。
[目的・目標]
目的:  セラミックス化学に関する基礎知識を身につける。      達成目標: 1.セラミックスの微構造の要素を理解し、それを評価する方法、評価パラメーターを理解できるようにする。 2.セラミックスの種々の合成法を知る。 3.状態図の見方を理解し、状態図がセラミックスを扱う上で重要な手段となることを理解する。 4.表面張力、界面張力について知り、セラミックスの挙動に対して、大きな影響を与えることを知る。 5.セラミックスの成形法と、その特性を決める要素を学ぶ。 6.セラミックスの焼結挙動を決める拡散とそれに大きくかかわっている顕官について理解する。 7.焼結のメカニズムを理解する。 8.セラミックスが発現する機能性とそれを評価するためのパラメーターを理解する。
[授業計画・授業内容]
セラミックスは無機材料の中でもっとも重要な材料の一つである。無機化学I、無機化学IIおよび固体化学で学んだことを基礎として、実際の材料としてのセラミックスを、学術的立場から理解する。
  1. 講義概要、セラミックス概要:(授業外学習)本授業のシラバスに目を通しておくこと
  2. セラミックス概要:(授業外学習)教科書第1章に目を通しておくこと
  3. セラミックスの構造:(授業外学習)教科書2章に目を通しておくこと。
  4. 結晶相の制御と状態図1:(授業外学習)教科書4.1節に目を通しておくこと。
  5. 結晶相の制御と状態図2:(授業外学習)教科書4.1節に目を通しておくこと。
  6. 表面と界面:(授業外学習)教科書4.2節に目を通しておくこと。
  7. 欠陥:(授業外学習)教科書4.4節に目を通しておくこと。
  8. 前半のまとめと理解度確認(中間テスト)
  9. 拡散と焼結:(授業外学習)教科書4.5節に目を通しておくこと。
  10. セラミックスの合成プロセス技術1:(授業外学習)教科書3章に目を通しておくこと。
  11. セラミックスの合成プロセス技術2:(授業外学習)教科書3章に目を通しておくこと。
  12. 誘電材料、導電材料:(授業外学習)教科書5.1、5.2節に目を通しておくこと。
  13. 磁性材料、光学材料:(授業外学習)教科書5.3, 5.4節に目を通しておくこと。
  14. 構造材料、生体材料:(授業外学習)教科書5.6, 5.7節に目を通しておくこと。
  15. 全体のまとめと理解度確認(期末テスト)
  16. 総括と期末テストの解説
[キーワード]
セラミックス、合成手法、焼結、電磁気特性、機械特性
[教科書・参考書]
掛川他、機能性セラミックス化学、朝倉書店ISBN4-254-25585-3
[評価方法・基準]
中間(30%)及び期末試験(40%)、出席および出欠代わりの小テスト(30%)により評価を行う。80%以上の授業の出席を必須とする。
[関連科目]
無機化学I, 無機化学II, 固体化学
[履修要件]
固体化学を修得済みであることが望ましい
[備考]
オフィスアワー 金曜日終日
関連URL  
備考 

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas