授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1T0050
授業コード T1T005001
授業科目名 計算機システム入門
同上英語名 Introduction to Computer Systems
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部画像科学科 (T1T)
開放区分  
担当教員 難波 一輝
開講時限・
講義室等
2年前期木曜1限 
工 2号棟 103教室
科目区分
詳細表
2015年入学生:
専門選択科目F36(T1T:画像科学科)
シラバス
[授業の方法]
講義・演習
[受入人数]
100名
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可;情報画像学科2年生必修
[授業概要]
計算機システムの基本構造と動作を理解するため,数や記号の表現原理,計算機の基本構造,命令とアセンブリ言語,アセンブラの動作,基本計算機回路を学ぶ.学生が自主的に学ぶことに重点を置いて,教科書とWeb上に示す講義資料に基づいて学生は毎回の講義範囲の予習をし,講義時間中には学生の質問内容への回答,および演習を中心に講義を行って学習と理解を深める.
[目的・目標]
電子計算機システムの基本的な原理,構造,動作を理解することを目的とする.電子計算機システムを始め,インターネット,家電製品,携帯機器,自動車,産業機械,航空機など今日のほとんどあらゆる機器には電子計算機が組み込まれている.したがって,これからの技術者には,電子計算機システムの基本的な原理,構造,動作を理解することが必須の条件となっている.本講義ではこれらの基本事項を修得し,活用できるようにする.
[授業計画・授業内容]
下記の予定で講義を行う.学生は教科書とWeb上に示す講義資料に基づいて毎回の講義範囲の予習をしてくることが大切である.講義時間中には学生の質問内容への回答と大切な項目を演習問題を通して学習し理解を深める.
  1. 計算機システムの構造と動作, 計算機の論理構造, 計算機の歴史
  2. 整数の表現, 加減算, 負の整数の表現
  3. 小数点を含む数の表現, 浮動小数点表現
  4. 計算機の基本動作, COMETの概要, COMETの命令の概要
  5. アセンブリ言語CASL, 命令の種類と形式, アセンブラの動作概要
  6. 計算機回路の分類, ブール代数, 基本演算と論理関数
  7. 論理関数の表現法
  8. 第1回〜第7回講義内容の総まとめ
  9. 論理関数の簡単化
  10. 組合せ論理回路
  11. 演算回路
  12. 記憶回路,半導体メモリ,フリップフロップ回路
  13. 順序回路の概念
  14. 第9回〜第13回講義内容の総まとめ
  15. 順序回路の構成
[キーワード]
計算機システム,数,文字,記号,命令,アセンブラ,演算回路,記憶回路,順序回路
[教科書・参考書]
伊藤秀男,倉田是著,「入門計算機システム」,朝倉書店
[評価方法・基準]
出席および授業で行う演習20%,第8回講義の中で行う中間試験40%,第14回講義の中で行う期末試験40%の合計100%により評価する.
[関連科目]
計算機ハードウェア,計算機アーキテクチャ,プログラム言語の構造,ディジタル信号処理,オペレーティングシステムなど計算機の構造や動作およびディジタル処理(論理回路)の学習の基礎にもなっている.
[履修要件]
[備考]
11回以上の出席を単位取得の前提条件とする.
関連URL
備考 [T1U006001]からコピー。

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas