授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1T0060
授業コード T1T006001
授業科目名 プログラムの設計と実現I
同上英語名 Design and Implementation of Computer Programs I
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部画像科学科 (T1T)
開放区分  
担当教員 堀内 靖雄
開講時限・
講義室等
2年前期木曜2限 
工 1号棟5階501情報工学演習室(1), 工 2号棟 103教室
科目区分
詳細表
2015年入学生:
専門選択科目F36(T1T:画像科学科)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
120(画像科学科との合計)
[受講対象]
[授業概要]
コンピュータプログラミングの基礎を学ぶ。手続き型言語であるC言語を用いて、プログラミング能力を身に付け、アルゴリズム構築の実際について学習する。本講義で体得した技術は今後の実験や卒業研究などで非常に重要となる。本講義ではプログラミングの基本となる(1)変数(2)条件分岐(3)繰り返し(4)配列(5)関数を学習し、アルゴリズム構築の基本的な能力を身に付ける。その後、C言語のプログラミングに必要となる(6)文字列(7)ポインタ(8)再帰(9)構造体(10)ファイル入出力の各方法を理解する。最後に (11)大規模プログラミングのためのモジュール化と(12)高度なポインタの使い方としての自己参照構造体によるリスト構造を実現できるようにする。
[目的・目標]
手続き型言語であるC言語の簡単なプログラムを独力で記述できるようになることを学習目標とする。将来、コンピュータを使いこなせるようになるためには、プログラミングの基礎を身につけることは非常に重要である。その中でも手続き型言語は計算方法(アルゴリズム)を考える基礎を身につけるために最適である。本講義ではC言語を用いて、プログラミング能力を身に付け、アルゴリズム構築の実際について学習する。
[授業計画・授業内容]
本講義に先行する「情報画像リテラシー」でC言語の導入を終えており、本講義ではその復習から始まり、プログラミングの基本を身に付けた後、C言語特有のプログラミング技法を学び、最後に若干、高度な内容を身に付ける。本講義により、今後の実験等に必要なプログラミング能力を身に付けることができる。本講義と同セメスターで開講されている「プログラム演習」を受講することにより、高度なプログラミングの演習を行なうことができる。講義資料はWWW上にて公開する。
  1. ガイダンス,復習(変数,演算と型,条件分岐,繰返し)
  2. 配列
  3. 関数
  4. 基本型,再帰
  5. 文字,文字列
  6. ポインタ
  7. 文字列とポインタ
  8. コマンドライン引数
  9. 構造体
  10. ファイル入出力
  11. モジュールプログラミング
  12. 自己参照構造体,リスト構造
  13. ポインタの配列
  14. 総復習
  15. まとめと期末テスト
[キーワード]
プログラミング,C言語,アルゴリズム,データ構造
[教科書・参考書]
新版 明解C言語 入門編 柴田望洋著 ソフトバンク。その他、C言語に関しては多数の書籍が出版されているので、各自、自分の能力や好みに応じて、参考書を用意すると良い。C言語について深く知りたい人はC言語を作った人の本、B.W.カーニハン, D.M.リッチー著, 石田晴久訳「プログラミング言語C第2版」(The C Programming Language 2nd Edition)等も参考に。
[評価方法・基準]
講義中の演習と期末試験にて評価する
[関連科目]
「情報画像リテラシー」でC言語の導入を行う。「プログラム演習」にて実際に計算機を利用した演習を行う。その後の実験等においてもC言語によるプログラミング課題が存在する。
[履修要件]
「情報画像リテラシー」を履修していること。
[備考]
質問や意見等は講義中、講義後、オフィスアワー等で随時受け付ける。
関連URL
備考 [T1U007001]からコピー。

, Last modified: Saturday, 05-Mar-2016 04:41:56 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas