授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1T0080
授業コード T1T008001
授業科目名 フーリエ変換と画像
同上英語名 Fourier Transform for Information and Image Sciences
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部画像科学科 (T1T)
開放区分  
担当教員 堀内 隆彦
開講時限・
講義室等
2年前期火曜2限 
工 17号棟 113教室
科目区分
詳細表
2015年入学生:
専門選択科目F36(T1T:画像科学科)
シラバス
[授業の方法]
講義・演習
[受入人数]
制限なし
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
[授業概要]
基本的な数学および信号処理モデルを説明した後、フーリエ級数展開、フーリエ変換、離散フーリエ変換、FFT、2次元フーリエ変換、フィルタリングなどを画像と絡めながら、毎回演習を交えて講義する。演習問題の解説は次の講義で行うので、解けなかった問題については、次週までに学習してくることが望ましい。
[目的・目標]
本科目の学習目標は、ディジタル画像処理などの情報画像工学や、光学などの画像科学において、基本的かつ有用であるフーリエ変換の基本的性質を受講生が理解し、画像との関連性について学ぶことである。具体的な達成目標は以下のとおりである。(1)フーリエ級数展開の原理を理解し、簡単な計算問題を解くことができる。(2)フーリエ変換および離散フーリエ変換の原理理解し、簡単な計算問題を解くことができる。(3)工学的に実利用する場合に必要となるFFT, AD/DA変換, 標本化定理との関係を理解できる。(4) フーリエ変換を2次元信号へ拡張して理解し、画像工学や画像科学における有用性を説明できる。
[授業計画・授業内容]
  1. 総論
  2. フーリエ級数
  3. フーリエ展開
  4. フーリエ級数展開のベクトル表現
  5. フーリエ級数展開の複素形式
  6. 1次元フーリエ変換(1)
  7. 1次元フーリエ変換(2)
  8. 離散フーリエ変換(1)
  9. 離散フーリエ変換(2)
  10. 高速フーリエ変換
  11. AD・DA変換と標本化定理
  12. 2次元フーリエ変換(1)
  13. 2次元フーリエ変換(2)
  14. フーリエ変換と画像(1)
  15. フーリエ変換と画像(2)
  16. 全体のまとめと期末試験
[キーワード]
[教科書・参考書]
教科書は利用しない。適宜プリントなどを配布する。
[評価方法・基準]
毎時間行う演習(50%)と期末試験(50%)によって評価する。 ただし、毎時間の演習の平均点が80%以上であれば、期末試験を免除することがある。
[関連科目]
本科目を学習することは、様々な科目で重要となるが、特に以下の科目の履修において重要となる。 「電磁波と光」「情報理論」「ディジタル信号処理」「ディジタル画像処理」「視覚情報処理」「回路理論II」「振動と波動」
[履修要件]
[備考]
学籍番号末尾が偶数の学生を対象とする。
関連URL  
備考 [T1U008001]からコピー。

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas