シラバス | - [授業の方法]
- 講義・演習
- [受入人数]
- 制限なし
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- 基本的な数学および信号処理モデルを説明した後、フーリエ級数展開、フーリエ変換、離散フーリエ変換、FFT、2次元フーリエ変換、フィルタリングなどを画像と絡めながら、毎回演習を交えて講義する。演習問題の解説は次の講義で行うので、解けなかった問題については、次週までに学習してくることが望ましい。
- [目的・目標]
- 本科目の学習目標は、ディジタル画像処理などの情報画像工学や、光学などの画像科学において、基本的かつ有用であるフーリエ変換の基本的性質を受講生が理解し、画像との関連性について学ぶことである。具体的な達成目標は以下のとおりである。(1)フーリエ級数展開の原理を理解し、簡単な計算問題を解くことができる。(2)フーリエ変換および離散フーリエ変換の原理理解し、簡単な計算問題を解くことができる。(3)工学的に実利用する場合に必要となるFFT, AD/DA変換, 標本化定理との関係を理解できる。(4) フーリエ変換を2次元信号へ拡張して理解し、画像工学や画像科学における有用性を説明できる。
- [授業計画・授業内容]
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- 総論
- フーリエ級数
- フーリエ展開
- フーリエ級数展開のベクトル表現
- フーリエ級数展開の複素形式
- 1次元フーリエ変換(1)
- 1次元フーリエ変換(2)
- 離散フーリエ変換(1)
- 離散フーリエ変換(2)
- 高速フーリエ変換
- AD・DA変換と標本化定理
- 2次元フーリエ変換(1)
- 2次元フーリエ変換(2)
- フーリエ変換と画像(1)
- フーリエ変換と画像(2)
- 全体のまとめと期末試験
- [キーワード]
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- [教科書・参考書]
- 教科書は利用しない。適宜プリントなどを配布する。
- [評価方法・基準]
- 毎時間行う演習(50%)と期末試験(50%)によって評価する。
ただし、毎時間の演習の平均点が80%以上であれば、期末試験を免除することがある。
- [関連科目]
- 本科目を学習することは、様々な科目で重要となるが、特に以下の科目の履修において重要となる。
「電磁波と光」「情報理論」「ディジタル信号処理」「ディジタル画像処理」「視覚情報処理」「回路理論II」「振動と波動」
- [履修要件]
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- [備考]
- 学籍番号末尾が偶数の学生を対象とする。
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