シラバス | - [授業の方法]
- 講義・発表
- [受入人数]
- 40名程度を想定
- [受講対象]
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- [授業概要]
- はじめに、身近な環境の中から「使いやすさ/使いにくさ」の例を探し、レポート及び発表・議論を通じ考察を進めることで、ヒューマンインタフェースに対する感覚を身に着ける。その後、目的・目標に示す4つのテーマについて講義形式で学習を進めることで、ヒューマンインタフェースに関する基礎技術および実践技術を習得する。最後に、ユーザビリティ向上のための改善案を、デザイン原理に基づいたプレゼンテーションを実施することで、ユーザビリティの高いプレゼンテーション法を習得する。なお、各プレゼンテーションの中の個別事例を通じ4つのテーマについて具体的な議論をする。ただし、受講人数が多い場合は、レポート発表の一部をWeb上で行いネットワーク上での意見交換・相互評価を行う。
- [目的・目標]
- ユーザビリティの高いマン・マシンインタフェースを設計できる能力を習得することを目標に、(1)プレゼンテーション技法、(2) ヒューマンインタフェースの設計原則、(3) ユーザ中心設計としてのヒューマンインタフェースデザイン法、(4) ユーザ調査法およびユーザビリティ評価法、を学習する。
- [授業計画・授業内容]
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- ヒューマン・インタフェースとは
- プレゼンテーション技法1
- プレゼンテーション技法2
- 第1回レポート発表「私が見つけた使いやすさ/使い難さの例−身の周りから」(1)
- 第1回レポート発表「私が見つけた使いやすさ/使い難さの例−身の周りから」(2)
- 第1回レポート発表「私が見つけた使いやすさ/使い難さの例−身の周りから」(3)
- ヒューマンインタフェースの設計原則
- ヒューマンインタフェースデザイン:インタラクションの可視化とアフォーダンス
- ヒューマンインタフェースデザイン:ヒューマンエラーと対策(1)
- ヒューマンインタフェースデザイン:ヒューマンエラーと対策(2)
- ヒューマンインタフェースデザイン:デザイン原理とデザインにおけるトレードオフ
- ユーザ調査法、ユーザビリティ評価法
- ヒューマンインタフェース論総括(期末試験)
- 第2回レポート発表「ユーザビリティ向上のための提案」(1)
- 第2回レポート発表「ユーザビリティ向上のための提案」(2)
- 第2回レポート発表「ユーザビリティ向上のための提案」(3)
- [キーワード]
- プレゼンテーション,ユーザビリティ
- [教科書・参考書]
- 教科書は指定しない。
参考書:ドナルド・A. ノーマン 「誰のためのデザイン?」(新曜社)
加藤隆「認知インタフェース」(オーム社)
樽本哲也「ユーザビリティエンジニアリング」(オーム社)
ヤコブ ニールセン 「ユーザビリティエンジニアリング原論」(東京電機大学出版局」
- [評価方法・基準]
- レポート、授業内での小テスト(授業の最後に理解度を測るための小テストを毎回行う)などの平常点、プレゼンテーション、および期末試験の成績を総合して行う。平常点、プレゼンテーション、期末試験の比率は1:6:3を目安とする。
- [関連科目]
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- [履修要件]
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- [備考]
- PowerPoint等プレゼンテーション用ソフトを利用したプレゼンテーションを実施してもらいます。
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