| シラバス | - ［授業の方法］
- 講義
- ［受入人数］
- 必修
- ［受講対象］
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- ［授業概要］
- 銀塩写真やデジタル写真において、情報を記録し、画像として出力し、それを私たちが見るという画像システムの中で基礎となる明るさおよび色に関係する項目について解説する。
- ［目的・目標］
- 3年次に履修する「画像解析II」とあわせ、画像の入力から出力、さらに人間が認知するまでの基礎となる知識を得ることによって、写真システムを一貫して考えられる能力を身に付けることを目的としている。本授業はその中で、明るさおよび色に関係する項目について理解する。
- ［授業計画・授業内容］
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- 画像システム：入力から認知まで
- 色を学ぶための基礎知識： 分光エネルギー分布、分光反射率、分光透過率、可視光線、白色光、単色光、三原色説
- 光源： 黒体放射のスペクトル、標準の光
- 実用光源： 白熱灯、蛍光灯、LED
- 明るさの数値化1： 放射量（放射束、放射強度、放射輝度、放射照度）
- 明るさの数値化2： 測光量（光束，光度，輝度，照度，露光量）
- 色の記号化： マンセル表色系、色の三属性
- 色の数値化1： RGB表色系、等色実験、等色関数
- 色の数値化2： XYZ表色系，xy色度図，線形性
- 色の数値化3： マクアダム楕円，均等色度図，均等色空間
- 色再現1： 条件等色，測色的色再現、分光的色再現、色の混合
- 色再現2： 加法混色による色再現（要求される画像入力系の分光感度）
- 色再現3： モニタの色再現，ガンマ補正，リニアRGB，モニタRGB
- 色再現4： 三色分解，負の分光感度の実現
- 色の見え： 恒常性，順応ユニーク色，反対色，色覚モデル
- ［キーワード］
- 明るさ、色
- ［教科書・参考書］
- 太田登「色再現工学の基礎」コロナ社；応用物理学会工学懇話会編「色の性質と技術」朝倉書店；池田光男「色彩工学の基礎」朝倉書店；日本写真学会出版委員会編「ファインイメージングとディジタル写真」コロナ社
- ［評価方法・基準］
- 毎回の小テスト（出席を兼ねる）を行なう。規定の出席率を満たしたものに対して、（小テスト）：（出席）=75：25の割合で評価する。
- ［関連科目］
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- ［履修要件］
- 必修
- ［備考］
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