| シラバス | - ［授業の方法］
- 講義
- ［受入人数］
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- ［受講対象］
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- ［授業概要］
- 低分子化合物やセラミクスとは異なる高分子とは何なのか，どうやって作り，評価するのか，その理解に重点を置き基礎的な観点から講義を行う。
- ［目的・目標］
- プラスチック，ビニール，ゴム，樹脂・・・呼び名に違いはあれど，すべて高分子のことを指しており，日常生活には不可欠な材料となっている。画像関連産業にも多く用いられている高分子は低分子物質や無機物とは異なる性質を示す。ここでは，高分子とは何か，またどのような構造を持ち，どのような特性を示すのか，さらには評価方法は何があるのかなど，高分子の基礎を理解することを第一の目標とする（一般目標）。さらには，ある目的のもの作りたい場合，どのように分子設計し，どのように作るのか，その考え方も習得する。学習意欲ならびに理解度の向上のため，画像や映像を用いて講義する。
- ［授業計画・授業内容］
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- 序論：高分子とは −身近にある高分子−
- 低分子やセラミクスと何が違うのか
- 重合１：高分子を作る（連鎖反応）
- 連鎖反応系高分子の特徴
- 重合２：高分子を作る（逐次反応）
- 逐次反応系高分子の特徴
- 重合３：その他の重合反応
- 高分子の分子量
- 溶液中での高分子と分子鎖形態（１）
- 溶液中での高分子と分子鎖形態（２）
- 固体高分子の分子運動と熱特性（１）
- 固体高分子の分子運動と熱特性（２）
- 高分子の力学特性
- 高分子に機能を付ける
- 環境保全と高分子
- ［キーワード］
- 高分子，重合反応，分子量，高分子溶液，分子鎖，熱特性，力学特性，環境
- ［教科書・参考書］
- 高分子に関連する書籍、メディアを初回に紹介する。また，授業において資料を配布（授業２回に１件程度）するので，その内容を理解できるように，大学本部も強く推奨している授業外学習を行うこと(理解度に応じてでかまわない）。高分子に関する書籍は図書館に多くあるので，それらも参考にすること。
- ［評価方法・基準］
- 授業中における双方向での質疑や，試験により総合的な理解度を問う。たとえば，身の回りには様々な高分子が使われている。高分子と他の化合物との違い，高分子のつくり方，評価の仕方，高分子の溶液物性，固体物性，さらには高分子と環境保全ならびにリサイクルに関して理解し説明できることを望む（全て達成できれば１００点）。
- ［関連科目］
- ものつくりとしての化学，物性評価に関連する物理系科目
- ［履修要件］
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- ［備考］
- 質問は，授業時間内の質問の他，メールおよび研究室への訪問（オフィスアワー含めメールによるアポ希望）によって受け付けます。
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