授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1T0700
授業コード T1T070001
授業科目名 フーリエ解析
同上英語名 Intorduction to Fourier analysis
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部画像科学科 (T1T)
開放区分 千葉工大開放科目
担当教員 宮本 克彦
開講時限・
講義室等
3年前期金曜4限 
工 9号棟 206教室
科目区分
詳細表
2014年入学生:
専門必修F10(T1T:画像科学科)
シラバス
[授業の方法]
講義・演習
[受入人数]
70
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
[授業概要]
フーリエ解析は、応用解析学の一つであり数学・物理学・工学などの立場から 種々のアプローチが存在する。本講義では、数学的な立場からフーリエ解析の基 礎原理をしっかりと理解することで、物理現象の解析へと展開する。
[目的・目標]
微分積分・複素数・微分方程式などの基礎数学をしっかりと理解し、これらを用 いてフーリエの手法を習得する事を目的としている。具体的な目標としては、以下の3つである。 (1)任意の関数を、性質が明からな三角関数の重ね合わせで表現できることを理 解する。 (2)フーリエ級数展開・フーリエ変換の簡単な計算が出来、時間領域と周波数領 域について理解する。 (3)物理現象の基本方程式は微分方程式であることを理解し、物理現象に即して 方程式を解くことが出来る。
[授業計画・授業内容]
  1. 総論
  2. 周期関数について
  3. 周期関数のフーリエ級数展開
  4. フーリエ級数の収束性
  5. フーリエ級数の微分積分
  6. 複素フーリエ級数
  7. 線形システム
  8. ディラックデルタ関数
  9. 非周期関数について・フーリエ変換
  10. 複素フーリエ変換
  11. 線形システムとパーシバルの等式
  12. 超関数のフーリエ変換
  13. 偏微分方程式について
  14. 波動方程式
  15. 拡散方程式
  16. 期末試験
[キーワード]
[教科書・参考書]
参考書 「フーリエ解析」 大石進一 (岩波書店) 「フーリエ解析」 福田礼次郎 (岩波書店) 「物理現象のフーリエ解析」小出昭一郎(東大出版会) 「スペクトル解析」日野幹雄(朝倉書店) 「応用光学II」鈴木載人・小塩高文 (朝倉書店)
[評価方法・基準]
演習・中間試験・期末試験
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
連絡先 k-miyamoto@faculty.chiba-u.jp
関連URL  
備考 

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas