授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1T0720
授業コード T1T072001
授業科目名 計測工学
同上英語名 Measurement Engineering
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部画像科学科 (T1T)
開放区分  
担当教員 (佐藤 宣夫)
開講時限・
講義室等
3年後期金曜4限 
工 15号棟 109教室
科目区分
詳細表
2014年入学生:
専門選択必修F20(T1T:画像科学科)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
[受講対象]
自学部他学科生 履修可
[授業概要]
画像科学分野(あるいは工学分野)で必要不可欠な「計測」する技術について,電気電子回路の基礎から,センサによる信号検出と処理,またマイクロ・ナノスケールでの画像化を行う顕微鏡を勉学の題材として扱います.
[目的・目標]
計測工学は科学技術の進展に大いに寄与しています.つまり,理論と技術の裏付けには,計測により事象の発現を証明しなければなりません.そのため計測の成否は,必要とする計測器を正しく使用し,得られたデータを正しく検証している,その積み重ねで決まります.そして今後も然るべき科学,工学の発展を期待するには,理論のための計測,それを実証する実験,研究,開発において,他分野の進歩の影響も受けながら,計測のための方式や形態も変化し続ける,より一層の進展を成し遂げていく必要があることを理解して頂きたいです.
[授業計画・授業内容]
各種の物理量(電気,磁気,光,音波・超音波,圧力,温度など)は,センサによって電気的な量に変換されて計測される現状があります.そのため画像科学分野で学んでいる学生諸氏も電気・電子計測は不可避です.つまり計測工学において,まずは電気・電子計測が基本形式にあり,センサによる物理量変換と電圧・電流測定が密接に関連するため重視します.正しい計測手法を理解した上で,興味対象分野に応用していくために,顕微鏡分野での事例を講義します.
  1. ガイダンス
  2. 気体分子運動論
  3. 電気回路の概論
  4. 交流回路I
  5. 交流回路II
  6. 電気指示計器
  7. 半導体工学
  8. 半導体物性
  9. 半導体デバイス
  10. フィルタ
  11. 光学顕微鏡
  12. 走査電子顕微鏡
  13. 走査プローブ顕微鏡
  14. 試験
  15. 試験解説
[キーワード]
電気回路,複素数,フィルタ,顕微鏡技術
[教科書・参考書]
【教科書】指定しない.適宜,独自に作成した資料を配布する. 【参考書】計測工学に関する書籍.「電気電子計測 熊谷文宏 著 オーム社」など.
[評価方法・基準]
出席,試験.
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
今年度より担当教官が変更となりました. ご不明な点があれば,何なりとお問い合わせ下さい. 【連絡先】千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科 佐藤 宣夫      E-mail: satoh.nobuo + @ + it-chiba.ac.jp      ※ 上記の「+」を削除して,メール配信して下さい.
関連URL  
備考 [T1T055001]からコピー。

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas