シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
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- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可
- [授業概要]
- 高分子材料は、身近なプラスチック材料以外にも、様々な高機能材料として
我々の生活を支えている。エレクトロニクス、環境・エネルギーなどの分野で使われる高分子材料はどのように使われているか。高分子材料の分子構造から組織化および耐熱性や機械的強度などの性質について学ぶとともに,高分子材料の電子、電気化学、光学など物理的性質と機能化を習得する。
講義では、化学メーカーの開発例、最新トピックスにも触れる。
- [目的・目標]
- 高分子の分子構造、組織化、機能を化学的および物理的側面から理解する。環境・エネルギー、エレクトロニクスの分野のキーマテリアルとして、特にディスプレイ分野で利用される高分子材料の、材料設計の考え方、原理を理解することを達成目標とする。
- [授業計画・授業内容]
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- 序論 プラスチックで何ができるか、何に使うか
- 身近な高分子
- 画像と高分子
- 高分子の構造と設計
- 高分子の組織化と機能
- 機能性高分子の合成
- 生体における高分子・医療材料
- 高分子最先端材料
- 高分子が伝えるもの 電子・イオン・分子
- 環境エネルギーと高分子
- 高分子の電子機能(絶縁体・半導体・金属)
- 電子を光に 発光デバイス
- 光機能性高分子
- フレキシブルディスプレイ
- 未来材料としての高分子
- 試験
- [キーワード]
- 高分子材料、分子構造、組織化、環境・エネルギー、エレクトロニクス、医
療、フィルム、導電性高分子、有機半導体、ディスプレイ
- [教科書・参考書]
- 高分子機能材料に関する書籍を初回に紹介する。また授業において都度、資料を配布する。高分子機能材料に関する書籍は図書館に多くあるので自主的に理解を深めることを推奨する。
- [評価方法・基準]
- 講義の受講、授業中における双方向の質疑、試験により総合的な習得、理解
度を評価する。高分子材料を分子構造、組織化、機能化のつながりで材料設計、原理を説明、考察できることが達成基準である。
- [関連科目]
- 高分子科学?および化学、物理系科目
- [履修要件]
- 高分子、有機化学関連の授業を履修済みであることが好ましい。高分子材料の基礎的な特長から最先端材料に関わる内容に講義を進める.
- [備考]
- 質問は授業時間内の質問のほか、メール、授業後のコンタクトを受けます。なお、10/9は休講とします。補講に関しては講義中に指示します。
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