シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
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- [受講対象]
- 原則として3年生以上
- [授業概要]
- 様々な機能性材料の正確な構造情報を得ることは,画像デバイス開発の重要な要素である。本講義では,物質の構造情報を得るための分析方法の中でも,特に電磁波や電子線を用いた機器分析法を中心として,基本原理をもとに解説する。
- [目的・目標]
- 各種機器分析によって得られる構造情報を把握し,またこれらの基本原理を理解することを目的とする。具体的には,[1]放射(特に電磁波・電子線)の基本特性に基づき,物質との様々な相互作用に関して理解する,[2]放射と物質との相互によって得られる構造情報と,その取得方法について理解する,[3]実際の分析機器の構造・原理について知る,[4]その他の関連する分析方法について知る。[5]これらの分析手法間の相違点と類似点を整理し,各々の特徴を理解する,である。ただし,細かな事項の記憶よりも,基本原理の理解を重視する。
- [授業計画・授業内容]
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- 序論
- 微細構造の拡大観察1:顕微鏡概論
- 微細構造の拡大観察2:光学顕微鏡法
- 微細構造の拡大観察3:電子顕微鏡法
- 微細構造の拡大観察4:走査型プローブ顕微鏡法
- 電磁波と分子の構造情報1:原子吸光分析法・原子発光分光分析法
- 電磁波と分子の構造情報2:紫外可視分光分析法・蛍光分光分析法
- 電磁波と分子の構造情報3:赤外分光分析法
- 電磁波と分子の構造情報4:ラマン分光法
- 電磁波と分子の構造情報5:核磁気共鳴分光分析法
- 組成分析1:蛍光X線分析法・X線光電子分光法
- 組成分析2:電子線マイクロアナリシス
- 固体の規則構造1:結晶構造と回折現象
- 固体の規則構造2:X線回折法・電子線回折法
- 物質の分離分析:質量分析法
- 期末試験
- [キーワード]
- 機器分析,微小構造,分子構造,結晶構造,元素組成
- [教科書・参考書]
- 教科書:特になし,参考書:『「機器分析」(大谷肇ほか編著;エキスパート応用化学シリーズ)講談社 (2015年)』など。機器構造などの資料は,随時配布する。
- [評価方法・基準]
- 期末試験および宿題により評価する。概ね,期末試験7,宿題3を目安に評価を行う。(宿題の出題回数などで若干前後する。)
- [関連科目]
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- [履修要件]
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- [備考]
- この科目は「物質センシング」の読み替え科目です。
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