シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 85名
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可;情報画像学科2年生選択必修科目
- [授業概要]
- 計算機ハードウェアの中心となるVLSIの設計製造技術概要から始まり,VLSIの構成材料,構成素子と動作,半導体メモリ,アナログ回路,VLSI設計方式,テスト容易化設計,計算機入出力機器などの計算機ハードウェアの概要を学ぶ.授業は,講義の他にできるだけ多くの演習を行う.
- [目的・目標]
- VLSIが産業の米と言われて久しいが,今後のIT時代のどんなハードウェア(システム)もVLSI(計算機ハードウェア)に大きく依存せざるをえない.従って,VLSIを中心にする計算機ハードウェアがどのような要素から成り立っていて,どのような動作をするかを理解することは,情報処理技術者の基本であり,本講義はそれを修得することを目的とする.
- [授業計画・授業内容]
- 当該の講義前日までにはWeb上に置かれた講義資料をダウンロードして準備しておく.
毎回の講義開始時に小テストを実施して出席確認を行う.
- 講義の内容,勉強方法,計算機ハードウェア概要,VLSIの概要,入出力機器概要
- VLSI設計製造技術概要
- VLSI構成材料と基本素子
- MOS論理回路,CMOSゲート
- パストランジスタとスレッショルド電圧
- 半導体メモリ
- プロセッサと高速化技術
- 第1回〜第7回講義内容の総まとめ
- アナログ回路
- VLSI設計方式
- VLSIの製造欠陥とテスト
- VLSIのテスト容易化設計
- 計算機ハードウェアの高信頼化
- 計算機入出力機器,外部記憶装置の分類,磁気記憶装置,光ディスク,撮像デバイス,CRTディスプレイ,液晶ディスプレイ,RFID
- 第9回〜第14回講義内容の総まとめ
- [キーワード]
- 計算機ハードウェア,VLSI,MOSトランジスタ,半導体メモリ,アナログ回路,VLSIシステム設計,テスト容易化設計,計算機入出力機器
- [教科書・参考書]
- 伊藤秀男「計算機ハードウェア」および「関連URLに掲載する資料」
伊藤秀男,倉田是「入門計算機システム」朝倉書店
- [評価方法・基準]
- 毎回講義開始時に行う小テスト30%,第8回講義の中で行う中間試験35%,第15回講義の中で行う期末試験35%の合計100%で評価する.
- [関連科目]
- 計算機システム入門
- [履修要件]
- 「計算機システム入門」の講義,特にその中の計算機回路(論理関数,組合せ回路,順序回路)がある程度理解できていることが望ましい.
- [備考]
- 11回以上の出席を単位取得の前提条件とする.
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