授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1U0170
授業コード T1U017001
授業科目名 計算機ハードウェア
同上英語名 Computer Hardware
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部情報画像学科 (T1U)
開放区分  
担当教員 (相京 隆)
開講時限・
講義室等
2年後期水曜1限 
工 2号棟 103教室
科目区分
詳細表
2015年入学生:
専門選択必修F20(T1KI:情報画像学科(先進科学), T1U:情報画像学科)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
85名
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可;情報画像学科2年生選択必修科目
[授業概要]
 計算機ハードウェアの中心となるVLSIの設計製造技術概要から始まり,VLSIの構成材料,構成素子と動作,半導体メモリ,アナログ回路,VLSI設計方式,テスト容易化設計,計算機入出力機器などの計算機ハードウェアの概要を学ぶ.授業は,講義の他にできるだけ多くの演習を行う.
[目的・目標]
 VLSIが産業の米と言われて久しいが,今後のIT時代のどんなハードウェア(システム)もVLSI(計算機ハードウェア)に大きく依存せざるをえない.従って,VLSIを中心にする計算機ハードウェアがどのような要素から成り立っていて,どのような動作をするかを理解することは,情報処理技術者の基本であり,本講義はそれを修得することを目的とする.
[授業計画・授業内容]
 当該の講義前日までにはWeb上に置かれた講義資料をダウンロードして準備しておく.  毎回の講義開始時に小テストを実施して出席確認を行う.
  1. 講義の内容,勉強方法,計算機ハードウェア概要,VLSIの概要,入出力機器概要
  2. VLSI設計製造技術概要
  3. VLSI構成材料と基本素子
  4. MOS論理回路,CMOSゲート
  5. パストランジスタとスレッショルド電圧
  6. 半導体メモリ
  7. プロセッサと高速化技術
  8. 第1回〜第7回講義内容の総まとめ
  9. アナログ回路
  10. VLSI設計方式
  11. VLSIの製造欠陥とテスト
  12. VLSIのテスト容易化設計
  13. 計算機ハードウェアの高信頼化
  14. 計算機入出力機器,外部記憶装置の分類,磁気記憶装置,光ディスク,撮像デバイス,CRTディスプレイ,液晶ディスプレイ,RFID
  15. 第9回〜第14回講義内容の総まとめ
[キーワード]
計算機ハードウェア,VLSI,MOSトランジスタ,半導体メモリ,アナログ回路,VLSIシステム設計,テスト容易化設計,計算機入出力機器
[教科書・参考書]
伊藤秀男「計算機ハードウェア」および「関連URLに掲載する資料」                            伊藤秀男,倉田是「入門計算機システム」朝倉書店
[評価方法・基準]
毎回講義開始時に行う小テスト30%,第8回講義の中で行う中間試験35%,第15回講義の中で行う期末試験35%の合計100%で評価する.
[関連科目]
計算機システム入門
[履修要件]
「計算機システム入門」の講義,特にその中の計算機回路(論理関数,組合せ回路,順序回路)がある程度理解できていることが望ましい.
[備考]
11回以上の出席を単位取得の前提条件とする.
関連URL
備考 

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas