開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T1U0190 |
授業コード | T1U019001 |
授業科目名 | プログラムの設計と実現II |
同上英語名 | Design and Implementation of Computer Programs II |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学部情報画像学科 (T1U) |
開放区分 | |
担当教員 | 堀内 靖雄 |
開講時限・ 講義室等 | 2年後期火曜3限 工 1号棟5階501情報工学演習室(1), 工 2号棟 103教室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2015年入学生:
- 専門選択必修F20(T1KI:情報画像学科(先進科学), T1U:情報画像学科)
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義・演習
- [受入人数]
- 96(画像科学科との合計)
- [受講対象]
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- [授業概要]
- オブジェクト指向言語によるプログラミングの基礎を学ぶ。Java言語のプログラミングを身に付けることにより、大規模なシステム設計の基本となるオブジェクト指向プログラミングの考え方を学習する。本講義では既にC言語を学習した受講生を対象とし,C言語と比較しながら,Java言語の基礎を学ぶ。基本項目として、(1)変数(2)条件分岐(3)繰り返し(4)配列について学習し、C言語と同様に簡単な Javaプログラムが書ける能力を身に付ける。その後、オブジェクト指向プログラミングの学習項目として、(5)オブジェクト、クラス、メソッド、継承などオブジェクト指向プログラミング基礎内容を体得する。最後に実践的なJavaプログラミングのために (6)ファイル入出力(7)GUIなどについて学習し、実用的なJavaプログラムを記述できるようにする。
- [目的・目標]
- オブジェクト指向言語であるJava言語の簡単なプログラムを記述できるようになることを学習目標とする。大規模なプログラム開発において、オブジェクト指向プログラミングの考え方 を理解することは非常に重要である。本講義では既にC言語を学習した受講生を対象とし,C言語と比較しながら,Java言語の基礎ならびにオブジェクト指向プログラミングの基礎を学ぶ。
- [授業計画・授業内容]
- 本講義ではC言語と比較しながら、Java言語の基礎を学ぶ。その後、クラスの概念を学び、オブジェクトプログラミングの基本を身に付ける。最後に実用的なJavaプログラミングに必要な技術を学ぶ。授業は前半は座学にて講義をし、後半は実際に計算機を使って、演習課題をプログラミングする。講義資料はWWW上にて公開する。
- Java入門(1号棟5階501計算機室集合)
- 変数
- 条件分岐
- 繰り返し
- 配列
- オブジェクト指向とクラス
- カプセル化
- コンストラクタ
- クラスの継承
- オーバーロードとオーバーライド
- 例外処理(1)(例外の対処)
- 例外処理(2)(例外の生成)
- テキストファイル入出力
- ウィンドウ、キーボード入力
- まとめ(最終レポート課題出題)
- [キーワード]
- オブジェクト指向プログラミング,Java言語,クラス
- [教科書・参考書]
- Java言語に関しては多数の書籍が出版されているので、各自、自分の能力や好みに応じて、参考書を用意すると良い。たとえば、結城浩著:Java言語プログラミングレッスン, SBクリエイティブ(上・下)、川場隆著:わかりやすいJava,秀和システム(入門編/オブジェクト指向入門編/オブジェクト指向編)等。
- [評価方法・基準]
- 講義中の演習と最終レポート(2件)により評価する
- [関連科目]
- 「情報画像リテラシー」「プログラムの設計と実現I」「プログラム演習」によってC言語やプログラミングの基礎を理解したことを前提とした授業を行う。その後の実験や卒研等において、JAVA言語やオブジェクト指向プログラミングの考え方は有用となる。
- [履修要件]
- プログラムの設計と実現Iを履修していること。
- [備考]
- 質問や意見等は講義中、講義後、オフィスアワー等で随時受け付ける。
講義・演習は1号棟5階501計算機室にて行う。
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関連URL |
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備考 | 教室の定員により、情報画像学科と画像科学科の合計が96名を越える場合には抽選により決定します。その場合、情報画像学科の学生が優先となります。 |