シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
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- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- 画像の獲得,処理,再現に必要な色彩学の基礎について,人間の色覚情報処理メカニズムと関連させながら講義する。
- [目的・目標]
- 近年の映像情報化社会への変革と情報技術の進展により,色彩に関する知識が多くの分野で必要とされるようになった.つまりカラーデバイスの高機能化とネットワークの普及によって多様な色彩メディアが発生し,誰でも手軽に大規模カラー画像を扱うようになってきた.
本講では,このような情報化に即応した「色彩画像工学」を学ぶことを目的とする.まず人間の視覚系のしくみと色覚のメカニズムを知る.次に色彩の心理面の知識を得て,色知覚現象に対する理解を深める.また色を数量化するために,表色系と測色の理論を修得する.さらにカラー画像の色再現の原理と方法について理解する.最近のカラーマネージメントについても言及する.修得した知識を活用して,色を定量的に扱うようになることを目標とする.
- [授業計画・授業内容]
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- 放射と光,そして色
- 人間の視覚系の構造と機能
- 明るさと色覚のメカニズム
- カラーオーダーシステム
- 等色実験と等色関数
- CIE-XYZ表色系
- 測色演習(1)
- 均等色空間と色差
- 測色演習(2)
- 色の識別
- 色の見え
- 画像システムと色再現の原理
- 色再現の目標
- 色再現の実際
- 色の見えとカラーマネージメント
- [キーワード]
- 色彩画像工学,色覚,測色,表色,色再現,カラー画像,色彩心理
- [教科書・参考書]
- 講義資料をHPにアップロードする.資料を参考に予習・復習を行うこと.参考書:色彩工学の基礎,池田光男著,朝倉書店
- [評価方法・基準]
- 出席状況(25%),レポート(25%),期末試験(50%)を総合して評価する.60点以上を合格とする.
- [関連科目]
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- [履修要件]
- 特になし.
- [備考]
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