授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1U0210
授業コード T1U021001
授業科目名 画像解析システム論
同上英語名 Theory of image analysis system
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部情報画像学科 (T1U)
開放区分 千葉工大開放科目
担当教員 眞鍋 佳嗣
開講時限・
講義室等
2年後期水曜4限 
工 2号棟 202教室
科目区分
詳細表
2015年入学生:
専門選択必修F20(T1KI:情報画像学科(先進科学), T1U:情報画像学科)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
100名
[受講対象]
自学部他学科生 履修可
[授業概要]
画像入力装置の歴史や仕組み,カラー画像の計測方法などについて解説し,画像情報がどのようにコンピュータに入力されるか,またどのような特性があるかを実例を踏まえながら解説する.また,画像符号化(圧縮)技術に関して,画像の特性を理解しつつ,どのような理論をもとに実現されているかを説明する.
[目的・目標]
本講義の目的は,画像の入力,処理から出力,さらに人間が認知するまでの基礎となる知識を得ることである.そして得た知識をもとに,画像システムを一貫して考えられる能力を身に付ける.まず,前半では,計測技術やディジタル画像の表現についての知識を身につけ,説明できるようにする.また撮像デバイスの特性などを理解する.後半は,画像の圧縮技術についての知識を身につけ,利用できるようにする.
[授業計画・授業内容]
本講義では,マルチメディア情報処理における画像に関しての基礎知識を身につける.講義では,毎回最後に問題を解くことによって,内容の理解を深める.また,講義の資料をwebで配布するので,資料をもとに予習復習をすることが望ましい.
  1. マルティメディア時代の画像再現
  2. 計測技術
  3. 色の表現
  4. ディジタル画像の形成
  5. 画像入力装置の歴史
  6. 撮像素子(CCD)の構造と特性
  7. カラー撮像技術
  8. 前半のまとめ
  9. 画像圧縮技術
  10. 画像の統計的性質
  11. 予測符号化
  12. 画像の空間周波数特性と直交変換符号化
  13. 情報量削減技術
  14. 画像圧縮標準規格
  15. 後半のまとめと今後の展開
[キーワード]
センサ,画像入力,ディジタル画像,画像符号化
[教科書・参考書]
ホームページにて配布.パスワード等は最初の講義で連絡する.
[評価方法・基準]
中間試験および期末試験(80%),出席・小テスト(20%)で評価.なお,11回以上の出席を単位取得の前提条件とする.
[関連科目]
色彩と画像,ディジタル信号処理,視覚情報処理と関連がある.また,後半の画像圧縮は情報理論をもとにしているため,情報理論(情報画像)や符号理論とも関連がある.
[履修要件]
情報画像概論でのディジタル信号や画像についての復習をしておくことが望ましい.
[備考]
関連URL
備考 

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas