授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T1U0350
授業コード T1U035001
授業科目名 ディジタル信号処理
同上英語名 Digital Signal Processing
単位数 2.0 単位
開講学科 工学部情報画像学科 (T1U)
開放区分 学部開放科目、千葉工大開放科目
担当教員 川本 一彦
開講時限・
講義室等
3年前期月曜2限 
工 2号棟 202教室
科目区分
詳細表
2014年入学生:
専門選択必修F20(T1U:情報画像学科)
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
[受講対象]
[授業概要]
携帯電話やディジタルカメラなどの普及により,センサ信号を計算機で処理するための技術は我々の身近な存在となり,生活に欠かせないものとなっている.この身近な技術を支えるディジタル信号処理について,基礎的事項を講述する.
[目的・目標]
センサ信号を計算機で解析するための基本的な変換手法ならびにそのアルゴリズム(計算手順)を理解する. 到達目標 (1)アナログ信号とディジタル信号の違いを理解し,ディジタル信号処理の利点を説明できる,(2)信号を周波数領域で表現することの意義を理解し,そのための手順を説明できる,(3)ディジタルフィルタの特性を解析できる,(4)簡単なディジタルフィルタを設計できる.
[授業計画・授業内容]
千葉大学Moodle2015に適宜補足資料(授業中に関する演習に対する解説)等をアップロードするので参照すること.授業でよく分からなかった点は,教科書をもう一度振り返り,演習課題を各自で解くこと.
  1. ディジタル信号処理とは
  2. 信号の表現と分類
  3. 線形時不変システム
  4. z変換
  5. システムの伝達関数
  6. システムの周波数解析
  7. 中間まとめ
  8. 再帰型システム
  9. 再帰型システム
  10. 再帰型システム
  11. 離散時間信号のフーリエ解析
  12. 離散時間信号のフーリエ解析
  13. ディジタルフィルタ
  14. ディジタルフィルタ
  15. 総まとめ
[キーワード]
離散フーリエ変換,Z変換,離散時間システム,線形時不変システム,ディジタルフィルタ
[教科書・参考書]
教科書:貴家 仁志,ディジタル信号処理のエッセンス,オーム社,2014 参考書:教科書を補足するための補助資料を適宜配布する.なお,ディジタル信号処理のテキストで,世界的に評価が高いものは,A.V.Oppenheim 「Digital Signal Processing」Prentice Hall(邦訳:伊達玄「ディジタル信号処理 上下」コロナ社)だと思います.
[評価方法・基準]
演習で30点,中間試験30点,期末試験40点,合計100点で評価する.60点以上を合格とする.
[関連科目]
線形代数学,微分積分学,フーリエ変換と画像,回路理論I・II,ディジタル画像処理
[履修要件]
線形代数学と微分積分学は履修していることを前提とする.
[備考]
関連URL
備考  講義回数の3分の2以上の出席を単位取得の前提条件とする.

, Last modified: Monday, 22-Feb-2016 11:41:41 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas