シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
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- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可
- [授業概要]
- カラースキャナ・デジタルカメラ等の入力装置、ディスプレイ、プリンタ等のハードコピーについて、カラー画像に必要とされる、主に測色的色再現の方法につき、線形理論を中心に演習を交え講義し、更にカラーマネジメントへの応用を解説する。
- [目的・目標]
- 画像情報を扱う機器のデジタル化が進み、スキャナー、カメラ、ビデオ、プリンタなどのデジタルカラー機器が急速に普及している。入出力機器のためのカラーマネジメントの実践に必要な色彩学・色再現に関する基礎知識と考え方を身につける。それにより実際の問題に応用できることを目標とする。
- [授業計画・授業内容]
- 以下の内容について3回の集中講義で解説する。
1.色再現の基礎
・画像色再現の目的・色覚・Grassmann の法則
・等色関数とルーター条件
・標準観測者と基準光源
・物体色・均等色空間
・混色原理・Lambert Beer/Neugebauer
2.カラー画像複製原理
・スキャナの色再現
・ディスプレイの色再現
・ハードコピーの色再現
・画像の色補正/色修正
・RGB→CMYK変換
3.カラーマネジメントと標準
・色の見えモデル・CIECAM02
・色差式の発展・CIEDE2000
・標準色空間・sRGB, opRGB, PRMG, etc.
・色域マッピングアルゴリズム・GMA
・分光画像再現・Multispectral Imaging
- [キーワード]
- color reproduction, color management, color imaging
- [教科書・参考書]
- 田島譲二著、カラー画像複製論 カラーマネジメントの基礎、丸善。資料コピーを配布予定。
- [評価方法・基準]
- 出席(40%), 宿題等課題(10%), レポート(50%)
- [関連科目]
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- [履修要件]
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- [備考]
- 集中講義:2015年度の開講日は以下の通り。
11月28日(土), 12月12日(土), 12月19日(土) いずれも2〜6限
場所:工 2号棟 202教室
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