開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T201019 |
授業コード | T20101901 |
授業科目名 | 建築生産情報論 |
同上英語名 | Computing in Building Construction |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学研究科建築・都市科学専攻(建築学コース) (T211) |
開放区分 | |
担当教員 | 平沢 岳人 |
開講時限・ 講義室等 | 前期木曜4限 工 10号棟 208セミナー室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2016年入学生:
- 選択科目S30(T211:工学研究科建築学コース(前期), T212:工学研究科都市環境システムコース(前期), T221:工学研究科デザイン科学コース(前期), T231:工学研究科機械系コース(前期), T232:工学研究科電気電子系コース(前期), T233:工学研究科メディカルシステムコース(前期), T241:工学研究科共生応用化学コース(前期))
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義・発表
- [受入人数]
- 10名
- [受講対象]
- 建築専攻のみ。
計算機言語を学んだことのある者が望ましい。
- [授業概要]
- 建築生産の情報統合化に関して講義する。ネットワークやデータベースを基盤技術として構築される建築情報モデルを中心に詳述する。また,成果品電子納品等すでに施行されている各種システムについても紹介する。
- [目的・目標]
- 建築現場から製図板が姿を消してから久しいが、コンピュータは製図のためだけに使われているのではない。従来からのコスト・各種リソースの管理はもちろん、発注者の多様化する要求にも適切に応じられる統合システムの運用がはじまっている。建築分野における情報統合の理論と現状について講義し、実用システムの構築手法を体験する。
- [授業計画・授業内容]
- リレーショナルデータベースに関しては基本から講義中で解説する。計算機言語等(C++)については解説しないので、参考書等で自習すること。最終課題発表会では、各自が設定したテーマに即したアプリケーションのプロトタイプを実装する。
- ガイダンス/
情報統合化と関連するスタンダード(STEP、IFC)に関して概要を知る。
- パイロットプロジェクト/Object指向生産統合システムの過去の試行例についてその概略を知る。
- リレーショナルデータベースの基礎1/関係データベースの基本的概念について知る。
- リレーショナルデータベースの基礎2/関係データベース用の言語SQLについて学ぶ。(参照系)
- リレーショナルデータベースの基礎3/関係データベース用の言語SQLについて学ぶ。(更新系)
- リレーショナルデータベースの応用1/様々なSQL文1/複雑だが有用なSQL文について学ぶ。
- リレーショナルデータベースの応用2/様々なSQL文2/複雑だが有用なSQL文について学ぶ。
- 3次元CADシステム/建築部品の「ひな形」と「実体」(オブジェクト指向的解釈)について知る。
- 部品ライブラリの定義/ひな形定義言語について知る。
- 実装に関する話題1/イベント駆動型システムの特徴について知り、実際にプログラムを記述し動作を確認する。
- 実装に関する話題2/3次元CADシステムと関係データベースの結合についてサンプルプログラムを参考に実際の動作を確認する。
- サンプルプロジェクト1/これまでに習得した技術を使って実現可能なトイプログラムについて理解する。
- サンプルプロジェクト2/これまでに習得した技術を使って実現可能なトイプログラムについて理解する。
- 最終課題発表会1/個人毎に発表する。質疑応答の時間を設ける。
- 最終課題発表会2/個人毎に発表する。質疑応答の時間を設ける。
- [キーワード]
- 情報統合化、建築情報モデル
Computing Integrated Construction, Building Information Model
- [教科書・参考書]
- 特になし
- [評価方法・基準]
- 成績評価は期末課題レポート発表(100%)により行い、60点以上を合格とする。
- [関連科目]
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- [履修要件]
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- [備考]
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関連URL |
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備考 | |