開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T202013 |
授業コード | T20201301 |
授業科目名 | 環境資源循環学 |
同上英語名 | Green Sustainable Chemistry |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学研究科建築・都市科学専攻(都市環境システムコース) (T212) |
開放区分 | |
担当教員 | 廣瀬 裕二 |
開講時限・ 講義室等 | 前期火曜4限 工 9号棟 206教室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2016年入学生:
- 選択科目S30(T211:工学研究科建築学コース(前期), T212:工学研究科都市環境システムコース(前期), T221:工学研究科デザイン科学コース(前期), T231:工学研究科機械系コース(前期), T232:工学研究科電気電子系コース(前期), T233:工学研究科メディカルシステムコース(前期), T241:工学研究科共生応用化学コース(前期))
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 40人
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- 前半は化学工学を専門とする上で必要不可欠な機器分析法について,分析手法のメカニズムならびに簡単なデータの読み取り方を解説する。演習も取り入れ,目で見えない化学構造がどのように解明されているかを知ってもらう。
後半は化学工学的立場から,循環型材料としてのプラスチック,触媒化学に焦点を絞り,環境対応型材料の応用例を実学的立場から説明し、さらにそれを基礎科学に基づいて理解するための不均一系化学について講義する。
- [目的・目標]
- 化学に関する学術論文・会議において頻出の機器分析により得られるスペクトルが,どのような意味を持つかを読み取れるようにする。
全ライフサイクルを通して環境に対するリスクを削減しリサイクルし易い材料を設計するための方法とエネルギー問題の鍵となる光に関連する材料を開発するための基盤を理解するとともに、それをプロセス工学などと関連づけて総合的に説明できる知識を習得する。
- [授業計画・授業内容]
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- 機器分析(1) 電磁波と電子顕微鏡
- 機器分析(2) 放射性同位元素と質量分析(MASS)
- 機器分析(3) 結晶構造とX線回折
- 機器分析(4) 赤外分光法(IR)
- 機器分析(5) 赤外分光法(IR)(演習)
- 機器分析(6) 核磁気共鳴スペクトル(NMR)
- 機器分析(7) 核磁気共鳴スペクトル(NMR)(演習)
- 不均一系化学(1) 界面化学、電気二重層、界面動電現象、吸着、界面活性剤
- 不均一系化学(2) クロマトグラフィー(分離法)
- プラスチックの材料科学とリサイクル(3) 高分子の分子構造
- プラスチックの材料科学とリサイクル(4) 高分子のリサイクルと分子量
- プラスチックの材料科学とリサイクル(5) 高分子のリサイクルと分子量(演習)
- プラスチックの材料科学とリサイクル(1) 非ニュートン流動、粘弾性の現象論、線形粘弾性理論
- プラスチックの材料科学とリサイクル(2) 高分子レオロジーの基礎、成形加工、生分解性プラスチック
- 不均一系化学(3) 分散系レオロジー、微粒子の凝集、水処理への応用
- [キーワード]
- Green chemistry, Sustainable technology, Material recycles, Heterogeneous chemistry, Analytical chemistry
- [教科書・参考書]
- 参考資料を配布する.
- [評価方法・基準]
- 出席、演習とレポートにより行う.
合計60点以上を合格とする.
- [関連科目]
- 環境エネルギー保全論
- [履修要件]
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- [備考]
- 演習の回数、日時等については受講者の学会参加等に配慮し変更する可能性がある。その際は授業中、またはメールにより通知する。
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関連URL |
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備考 | |