開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T202017 |
授業コード | T20201701 |
授業科目名 | 環境エネルギー保全論 |
同上英語名 | Sustainable Energy Engineering |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学研究科建築・都市科学専攻(都市環境システムコース) (T212) |
開放区分 | |
担当教員 | 小倉 裕直 |
開講時限・ 講義室等 | 前期火曜6限 工学系総合研究棟1 5階1号 |
科目区分 (詳細表) |
- 2016年入学生:
- 選択科目S30(T211:工学研究科建築学コース(前期), T212:工学研究科都市環境システムコース(前期), T221:工学研究科デザイン科学コース(前期), T231:工学研究科機械系コース(前期), T232:工学研究科電気電子系コース(前期), T233:工学研究科メディカルシステムコース(前期), T241:工学研究科共生応用化学コース(前期))
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 30
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- 資源・エネルギー問題および環境問題に対応したサスティナブルな社会の構築を目指して、既存型から次世代型までの物質・エネルギーリサイクル有効利用システムの開発とその社会への導入に必要となる知識を、主にエネルギー化学工学および社会工学的観点から講義する。
- [目的・目標]
- CO2による地球温暖化問題、NOx, SOxによる酸性雨問題等の環境問題の多くは、直接的な物質によるものではなく、エネルギー利用によるものであることをまず理解し、エネルギーの削減、再利用、リサイクル、というエネルギーの3R技術の観点から各種エネルギー有効利用システムを学ぶ。さらに、このような技術を社会へ導入すべく政策、計画面からの手法を学ぶ。これらにより、資源問題、エネルギー問題、および環境問題への対策として、環境エネルギー保全によるサスティナブルな技術、社会のあり方を学ぶ。
- [授業計画・授業内容]
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- 資源(マテリアル&エネルギー)循環とサスティナビリティ
- 物理化学基礎
- 化学工学基礎1 物質移動
- 化学工学基礎2 熱移動
- 化学工学基礎3 各種単位操作
- エネルギーのReduce:省エネルギー技術 断熱、高効率プロセス
- マテリアルのReduce, Reuse:各種マテリアルの流れ
- エネルギーのReuse:熱エネルギーの回収 熱交換、熱回収、顕熱蓄熱、潜熱蓄熱、化学蓄熱
- マテリアルのRecycle:各種マテリアルの再生利用
- 環境マテリアル保全システム
- エネルギーのRecycle:熱エネルギーの改質 ヒートポンプ
- エネルギーのRecycle:エネルギーの変換 エネルギーの種類と変換 エネルギーの輸送、貯蔵
- エネルギーリサイクル有効利用システム 最新・次世代システム、エネルギー社会工学、LCA
- 期末プレゼンテーション
- 期末プレゼンテーション
- [キーワード]
- Sustainable Society, Environmental impact, Energy saving technology, Energy recycle, Chemical engineering, Environmental Policy
- [教科書・参考書]
- 「新編 化学工学」共立出版(2012)、「骨太のエネルギーロードマップ」化学工学会編:化学工業社(2005)
- [評価方法・基準]
- 成績評価は、出席(30%)、各レポート(30%)と期末プレゼンテーション(40%)により行い,60点以上を合格とする。
- [関連科目]
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- [履修要件]
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- [備考]
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関連URL |
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備考 | |