授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T204012
授業コード T20401201
授業科目名 バイオメカニクス
同上英語名 Biomechanics
単位数 2.0 単位
開講学科 工学研究科人工システム科学専攻(機械系コース) (T231)
開放区分  
担当教員 劉 浩, 坪田 健一
開講時限・
講義室等
前期月曜3限 
工 17号棟 215教室
科目区分
詳細表
2016年入学生:
選択科目S30(T211:工学研究科建築学コース(前期), T212:工学研究科都市環境システムコース(前期), T221:工学研究科デザイン科学コース(前期), T231:工学研究科機械系コース(前期), T232:工学研究科電気電子系コース(前期), T233:工学研究科メディカルシステムコース(前期), T241:工学研究科共生応用化学コース(前期))
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
30
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可
[授業概要]
1)生命や生物システムの力学現象について、分子や細胞レベルから、血管や骨などの器官、そして遊泳生物や飛翔生物の個体に至るまで、体系的に講義する。2)今後バイオメカニクスの機械工学分野、ないし工学全般における指導的な役割を概説する。3)バイオメカニクス研究に関する討論会を実施する。
[目的・目標]
生物・生体の形態•構造と機能、生体組織の力学的性質と適応性能、分子や細胞の振る舞い、血液の流れや熱伝導、バクテリアや魚の遊泳、昆虫や鳥の飛行など様々なスケールの生物運動における力学現象を理解するとともに、持続可能な社会を拓く生物模倣技術(バイオミメティクス)への応用を考える。
[授業計画・授業内容]
  1. バイオメカニクス概説: 定義、歴史、課題及び挑戦
  2. 生物遊泳のバイオメカニクス:鰭や胴体の構造、運動、力学及び制御システム
  3. 生物飛行のバイオメカニクス:翼の構造、羽ばたき運動、力学及び制御システム
  4. 循環器系のバイオメカニクス:細胞や血管の構造と力学的性質、細胞力学や血行力学
  5. 生物規範力学システム:生物模倣(バイオミメティクス)研究の最前線
  6. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション1
  7. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション2
  8. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション3
  9. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション4
  10. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション5
  11. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション6
  12. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション7
  13. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション8
  14. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション9
  15. バイオメカニクス研究に関する文献調査、プレゼンテーション及びディスカーション10
[キーワード]
生命、生物、遊泳、飛行、循環器、運動、力学、制御、バイオミメティクス
[教科書・参考書]
谷下一夫、山口隆美(編)「生物流体力学」朝倉書店、林紘三郎著「バイオメカニクス」コロナ社、W. Shyy, H. Liu, et al「An Introduction to Flapping Wing Aerodynamics」Cambridge University Press、 Y. C. Fung「Biomechanics」Springer」、その他
[評価方法・基準]
プレゼンテーション(50%)とレポート(50%)による評価
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
関連URL  
備考 

, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas