開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T207003 |
授業コード | T20700301 |
授業科目名 | 大学院物理化学 |
同上英語名 | Advanced Physical Chemistry |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学研究科共生応用化学専攻(共生応用化学コース) (T241) |
開放区分 | |
担当教員 | 各教員, 佐藤 智司, 島津 省吾 |
開講時限・ 講義室等 | 前期水曜1限 工 5号棟 105教室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2016年入学生:
- 選択科目S30(T211:工学研究科建築学コース(前期), T212:工学研究科都市環境システムコース(前期), T221:工学研究科デザイン科学コース(前期), T231:工学研究科機械系コース(前期), T232:工学研究科電気電子系コース(前期), T233:工学研究科メディカルシステムコース(前期), T241:工学研究科共生応用化学コース(前期))
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義・演習
- [受入人数]
- 70
- [受講対象]
- 科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- 学部で学んだ、物理化学における基本的な理論の考え方について、化学熱力学、化学平衡論、化学反応速度論、および量子化学を中心に講義する。化学変化を正確に理解できるように、静的な平衡論と動的な速度論の取り扱いとその違いを学ぶ。化学プロセスを考える上で重要な熱力学、化学動力学、量子化学を実用的な観点から論じる。また、実際のプロセスを考えるうえでの応用例を学び、化学平衡と速度論について理解を深める。
- [目的・目標]
- 学部において学んだ物理化学を系統的に復習し、平衡論と速度論の違いと量子力学の本質を再確認し、研究に応用できる基礎力を身につけることを目標とする。また、実際のプロセスを考えるうえでの応用例を最近のトピックスを通して学び、化学平衡と速度論について理解を深める。
- [授業計画・授業内容]
- 物理化学系教員が、交代で学部の復習および最近のトピックスについて以下の内容を講義する。
- 化学熱力学1 様々なエンタルピー変化
- 化学熱力学2 熱力学第二法則とエントロピー変化
- 化学熱力学3 熱力学第三法則と絶対エントロピー
- 化学熱力学4 ギブズエネルギーと化学平衡
- 化学熱力学5 ギブズエネルギーと化学反応
- 化学熱力学6 溶液の性質 活量
- 化学熱力学7 統計熱力学1 微視的な視点
- 化学熱力学8 統計熱力学2 分子分配関数とカノニカル分配関数
- 化学熱力学9 統計熱力学3 気体の統計熱力学
- 化学反応速度論1 平衡論と反応速度論反応機構
- 化学反応速度論2 流通反応器における反応速度解析
- 化学反応速度論3 不均一系の反応速度解析
- まとめ(1)
- まとめ(2)
- まとめ(3)
- まとめ(4)
- [キーワード]
- 化学熱力学,化学平衡論,化学反応速度論
- [教科書・参考書]
- 特になし
- [評価方法・基準]
- レポート50%、期末試験50%で評価し、60点以上を合格とする。
- [関連科目]
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- [履修要件]
- 2/3(10回)以上の出席を履修条件とする。
- [備考]
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関連URL |
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備考 | 講義室は工5号棟105教室です。4月17日にガイダンスを行います。 |