授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T207014
授業コード T20701401
授業科目名 物理有機化学
同上英語名 Physical Organic Chemistry
単位数 2.0 単位
開講学科 工学研究科共生応用化学専攻(共生応用化学コース) (T241)
開放区分  
担当教員 唐津 孝, 矢貝 史樹
開講時限・
講義室等
後期火曜2限 
工13号棟 202教室
科目区分
詳細表
2016年入学生:
選択科目S30(T211:工学研究科建築学コース(前期), T212:工学研究科都市環境システムコース(前期), T221:工学研究科デザイン科学コース(前期), T231:工学研究科機械系コース(前期), T232:工学研究科電気電子系コース(前期), T233:工学研究科メディカルシステムコース(前期), T241:工学研究科共生応用化学コース(前期))
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
50人程度まで
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
[授業概要]
物理有機化学分野の研究の基礎的知識、研究の進め方、問題を解明する方法論などについて光化学や超分子化学を代表例として解説する。同時にプレゼンテーションの方法や産業界の現状等、大学院生として理解すべき知識をトピックスとして教授する。
[目的・目標]
研究を展開する方法について、光化学および超分子化学のこれまでの研究展開をもとに詳説する。反応機構の解明や材料としての機能化の立場から、広い有機化学の知識をもとに思考を展開する方法を身に付ける。
[授業計画・授業内容]
前半を光化学分野(1−8回を唐津担当)、後半を超分子分野(9−15回を矢貝担当)について講義します。
  1. イントロダクション:光化学反応はどのようにして起こるのか
  2. 励起状態について得られる情報とその取得方法、それから何がわかるのか:量子収率
  3. 励起状態について得られる情報とその取得方法、それから何がわかるのか:量子収率から反応機構へ
  4. 励起状態について得られる情報とその取得方法、それから何がわかるのか:吸収・発光スペクトル
  5. 励起状態について得られる情報とその取得方法、それから何がわかるのか:発光スペクトル・寿命
  6. 励起状態について得られる情報とその取得方法、それから何がわかるのか:過渡吸収
  7. 光化学と有機EL:有機ELと材料化学
  8. 光化学と有機EL:有機ELと発光ドーパント(リン光錯体)
  9. イントロダクション:超分子化学
  10. 超分子化学1
  11. 超分子化学2
  12. 超分子化学3
  13. 超分子化学4
  14. 超分子化学5
  15. まとめ
[キーワード]
光化学、反応機構、有機EL、有機化学、物理化学、超分子化学
[教科書・参考書]
毎回、資料を配布します。参考書N.J. Turro "Principle of Modern Molecular Photochemistry"(原著、訳本があります)、 徳丸克己”有機光化学反応論”
[評価方法・基準]
出席(20%)とレポート(80%)で評価します。
[関連科目]
工学部(光化学)
[履修要件]
[備考]
関連URL  
備考 

, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas