シラバス | - [授業の方法]
- 講義・発表
- [受入人数]
- 20程度
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可;学部の生化学1レベルのバイオサイエンスの知識を有する学生
- [授業概要]
- 本講義では,質の高い4つの英文総説を読み込み,バイオものづくり分野の最先端の概念と課題を学ぶ。 (1) 進化分子工学という普遍的なものづくり手法について,(2) 合成代謝工学という分野について,(3) 制御ネットワークと情報処理回路の創出と応用について,学ぶ。
後半は,更に実践的な方法論について研究する。偉人による特別講演(7月30日5限)も計画している。
- [目的・目標]
- 生物のつくる様々な分子やそれが織りなす機能は,すべてDNAに書き込まれている。DNA配列情報のデザイン,編集,改変によって,新しいタンパク質,酵素,代謝経路,そして複雑な情報処理ネットワークを創り出すことができる。本講義では,遺伝子工学を駆使し2015年現在に我々が創り得ること,まだできないことを整理・理解し,次の30年のバイオテクノロジーを展望する。
- [授業計画・授業内容]
- 和文テキストあるいは英語文献のを精読し解説する。受講生諸君は,その総説に書き込みながら講義を聞き,最後には講義録をまとめてもらう。
- 4/17_ガイダンス:チーム決め
- 4/24_進化という手法で酵素(触媒)を作る-1
- 5/08_進化という手法で酵素(触媒)を作る-2
- 5/15_人工の生合成経路をつくりだす-1
- 5/22_人工の生合成経路をつくりだす-2
- 5/29_制御ネットワークをつくりだす-1
- 6/05_制御ネットワークをつくりだす-2
- 6/12_自習です(ウメノ出張)
- 6/19_触媒デザインと酵素Promiscuity問題1
- 6/26_触媒デザインと酵素Promiscuity問題1
- 7/03_自習です(ウメノ出張)
- 7/10_酵素デザインと適応歩行問題
- 7/17_遺伝子回路工学実践編1
- 7/24_遺伝子回路工学実践編2
- 7/30(5限)_伏見譲先生の特別講義
- [キーワード]
- DNA, RNA, protein, directed evolution, adaptive walk, fitness landscape, pathway engineering, DNA circuits, evolvability
- [教科書・参考書]
- なし
- [評価方法・基準]
- 授業における発表資料・説明・質疑応答・レポートを評価し,60点以上を合格とする。
- [関連科目]
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- [履修要件]
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- [備考]
- 担当:ことしは山田(1研)が担当します。
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