開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T251020 |
授業コード | T25102001 |
授業科目名 | 建築耐震構造 |
同上英語名 | Earthquake Resistant Buildings |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学研究科建築・都市科学専攻(建築学コース) (T251) |
開放区分 | |
担当教員 | 中村 友紀子 |
開講時限・ 講義室等 | 前期火曜3限 工 10号棟 208セミナー室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2016年入学生:
- 選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
|
シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 15名程度
- [受講対象]
- 他コース等の学生の履修は原則として不可
- [授業概要]
- 学部開講科目である建築振動論に引き続く科目として、振動論では扱えなかった、弾塑性応答、地震動の性質とその応答について学ぶ。
また、耐震構造をはじめとして、地震に対する新しい構造である免震構造や制震構造について、既存の建物の耐震性能を検討する方法である耐震診断や、耐震性能を向上させる耐震補強についても学習する。なお、当科目は「建築士試験の大学院における実務系経験の確認(構造)」に必要な「関連科目・演習等」に該当する。
- [目的・目標]
- 耐震構造・免震構造・制震構造および既存建物の耐震診断・耐震補強などの各種の耐震技術について、それらの原理をはじめとして設計法や実例などを学習し、基礎知識を幅広く身につける。
- [授業計画・授業内容]
-
- ガイダンス
- 地震応答スペクトル
- 弾塑性応答
- 等価線形解析
- 地震応答解析
- 建物の耐震性
- 地震被害
- 耐震設計法と耐震補強
- 耐震性能
- 免震構造
- 制振構造
- 揺れの力学
- 構造規程
- 限界耐力計算
- まとめ(試験)
- [キーワード]
- 耐震構造、免震構造、制震構造、耐震診断、耐震補強、地震動、地震応答解析、耐震設計
- [教科書・参考書]
- 教科書
(1) 柴田明徳:最新耐震構造解析<第2版>, 森北出版, 2003.
(2) 斉藤大樹:耐震・免震・制振のはなし,日刊工業新聞社,2006.
参考書
(1) 2007年版建築物の構造関係技術基準解説書,国土交通省住宅局建築指導課, 2007.
(2) 2001年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・改修設計指針・同解説, 日本建築防災協会, 2002.
(3) 震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針,日本建築防災協会, 2002.
(4) 被災建築物応急危険度判定研究会:被災建築物応急危険度マニュアル,日本建築防災協会, 1998.
(5) 清水建設免制震研究会:耐震・免震・制震のわかる本−安震建築をめざして−, 彰国社, 1999.
- [評価方法・基準]
- レポート発表・討論・提出物の成績、期末試験による。
- [関連科目]
- 建築振動論
建築振動論演習
- [履修要件]
- 学部の建築振動論および建築振動論演習に相当する科目を履修していること。
- [備考]
-
|
関連URL |
|
備考 | [T20102501]からコピー。 工学部10号棟2階208号セミナー室 |