授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T251037
授業コード T25103701
授業科目名 建築・都市と人間の歴史
同上英語名 Architeture, Settlement and Human History
単位数 2.0 単位
開講学科 工学研究科建築・都市科学専攻(建築学コース) (T251)
開放区分  
担当教員 頴原 澄子
開講時限・
講義室等
後期金曜2限 
自然科学系総合研究棟1 323セミナー室
科目区分
詳細表
2016年入学生:
選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
15名程度
[受講対象]
自学部他学科生 履修可
[授業概要]
主に近現代の建築家の著作を取り上げ、その内容の分析を通して建築・都市と人間の歴史を考察する。
[目的・目標]
近現代における建築・都市に係る様々な試み、活動の概要を理解するとともに、その意義を明らかにするため、文献を精読し、正確に理解した上で、内容についての専門的な議論を交わすことができるようになる。また、プレゼンテーション、議論の進行を通して、コミュニケーション能力を養う。
[授業計画・授業内容]
  1. ガイダンス
  2. 保存論の歴史について概説し、その意義について考える
  3. 西欧の保存論の歴史をふまえ、日本における文化財保護制度について理解する
  4. 制度によらない建築保存例として広島原爆ドームの保存の過程について理解する
  5. 近現代建築家作家論 文献精読および討論1 村野藤吾「自邸」を素材とし、討論を通して作家の思想を理解する
  6. 近現代建築家作家論 各論1 菊竹清訓についての概要を理解する
  7. 近現代建築家作家論 文献精読および討論2 菊竹清訓『代謝建築論』を素材とし、討論を通して作家の思想を理解する
  8. 近現代建築家作家論 文献精読および討論3 黒川紀章『行動建築論』を素材とし、討論を通して作家の思想を理解する
  9. 近現代建築家作家論 文献精読および討論4 槇文彦「奥の思想」を素材とし、討論を通して作家の思想を理解する
  10. 近現代建築家作家論 各論2 前川國男についての概要を理解する
  11. 近現代建築家作家論 文献精読および討論5 前川國男『建築の前夜』を素材として、討論を通して作家の思想を理解する
  12. 論文執筆について 渡邉研司『論文はデザインだ』を素材とし、論文の書き方について理解する
  13. 論文執筆について 文献精読および討論6 鈴木博之『近代建築論講義』を素材として近代とは何かについて考える
  14. 建築保存活動について DOCOMOMO作品を中心として、建築の価値を伝える活動について考える
  15. レポート発表会
[キーワード]
モダニズム、ポストモダニズム、建築思想、建築史
[教科書・参考書]
[評価方法・基準]
各回課題文の要約(30%)、授業時の質疑応答(10%)、学期末レポート(60%)による。
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
関連URL  
備考 

, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas