開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T252005 |
授業コード | T25200501 |
授業科目名 | 都市防災工学 |
同上英語名 | Urban Disaster Mitigation Engineering |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学研究科建築・都市科学専攻(都市環境システムコース) (T252) |
開放区分 | |
担当教員 | 関口 徹 |
開講時限・ 講義室等 | 後期水曜3限 工学系総合研究棟1 4階北東会議室 |
科目区分 (詳細表) |
- 2016年入学生:
- 選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 特に制限なし
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- 地震による構造物の被害を未然に防ぐために用いられる基礎的な理論と、これを設計に応用するための工学的な方法について学ぶ。中心的な話題となるのは、地震時に建物と地盤がお互いに影響を及ぼし合う現象、すなわち、建物と地盤の動的相互作用問題である。
- [目的・目標]
- 授業では、理解を助けるための手段として、簡単な演習問題(プログラミングを含む)を出題する。
- [授業計画・授業内容]
- 授業は、三部構成よりなっている。第一部(第1回〜第4回)では、基礎理論について復習する。第二部(第5回〜第11回)では、本授業の中心的トピックとしての動的相互作用についてその理論の詳細を学ぶ。第三部(第12回〜第15回)では、これを用いた最新の耐震設計法について学ぶ。
- 講義概要、被害地震と耐震規程、原子力発電所
- 地震・地震活動と地盤
- 建物の基本的な振動性状
- 周波数応答解析 【演習1】
- 建物と地盤の動的相互作用とは
- 動的サブストラクチャー法
- 地盤の抵抗機構(動的地盤ばね)の評価 (1)
- 地盤の抵抗機構(動的地盤ばね)の評価 (2) 【演習2】
- 地震動の入力機構(入力地震動)の評価 (1) 半無限地盤
- 地震動の入力機構(入力地震動)の評価 (2) 地盤の動特性と減衰
- 地震動の入力機構(入力地震動)の評価 (3) 成層地盤 【演習3】
- 耐震設計法の概要
- 耐震設計の方法(1) 【演習4】
- 耐震設計の方法(2)
- 耐震設計と地震防災
- [キーワード]
- 地震工学, 地震防災, 耐震設計, 振動理論, 弾性波動論
- [教科書・参考書]
- なし(教材をウェブ上に掲載)
- [評価方法・基準]
- 出席および演習課題(4回)
- [関連科目]
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- [履修要件]
- プログラミング言語 もしくは EXCEL の知識(複素数必要)
- [備考]
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関連URL |
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備考 | |