授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T255003
授業コード T25500301
授業科目名 電磁波理論
同上英語名 Theory of Electromagnetic Waves
単位数 2.0 単位
開講学科 工学研究科人工システム科学専攻(電気電子系コース) (T272)
開放区分  
担当教員 八代 健一郎
開講時限・
講義室等
 
工 9号棟 107教室
(H28年度開講せず Not offered in AY2016)
科目区分
詳細表
2016年入学生:
選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
50名
[受講対象]
[授業概要]
電磁波の伝搬・放射・散乱問題に関する解析手法を論じる。多くの電磁波の問題を解くには、数値解析が不可欠である。マクスウエル方程式を直接解く差分法でなければ、ベクトル解析だけでなく,特殊関数やフーリエ変換などの数学的手法が必要である。また解析結果をグラフィックスにより可視化することにより,その理解を深めることができる。この授業では、電磁波解析の基礎となる数学的な手法を学び、それに基づき電磁波の問題を積分方程式にして数値解析する方法について学ぶ。
[目的・目標]
この講義では電磁波の解析手法の基本を理解すると同時に,科学技術計算の基本と可視化技術について理解を深めることを目的とする。
[授業計画・授業内容]
講義内容の大筋は変更しませんが、学生の理解の度合に応じて多少内容を変更することもある。
  1. 概説
  2. マクスウエル方程式と放射条件
  3. 複素数領域におけるフーリェ変換
  4. 1次元ヘルムホルツ方程式のグリーン関数
  5. 2次元ヘルムホルツ方程式のグリーン関数
  6. 多価複素関数とリーマン面
  7. 2次元ヘルムホルツ方程式のグリーン関数
  8. 3次元ヘルムホルツ方程式のグリーン関数
  9. 3次元ポワソン方程式のグリーン関数
  10. ダイアデックと行列表現
  11. ダイアデイックグリーン関数
  12. 矩形導波管におけるグリーン関数(固有モード展開)
  13. 矩形導波管におけるグリーン関数(フーリェ変換)
  14. 散乱問題の積分方程式による定式化
  15. 積分方程式のモーメント法による解法
  16. 試験
[キーワード]
マクスウエル方程式, 散乱, グリーン関数(基本解)
[教科書・参考書]
Roger F. Harrington: Field Computation by Moment Methods
[評価方法・基準]
試験を実施し、60点以上を合格とする
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
関連URL  
備考  平成28年度開講せず Not offered in AY2016

, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas