授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T255010
授業コード T25501001
授業科目名 薄膜・表面分析特論
同上英語名 Thin Film and Surface Analysis
単位数 2.0 単位
開講学科 工学研究科人工システム科学専攻(電気電子系コース) (T272)
開放区分  
担当教員 酒井 正俊
開講時限・
講義室等
前期火曜3限 
工 15号棟 109教室
科目区分
詳細表
2016年入学生:
選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
30
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可
[授業概要]
物質工学や電子工学の分野において欠かすことのできないツールである、電子分光,イオンビームアナリシス,表面回折,走査型プローブ顕微鏡等の表面分析について,その原理や適用範囲を論ずる。
[目的・目標]
半導体デバイスの作製プロセスにおいて、表面の元素組成や構造を調べることは重要であり、表面分析は決して化学者・物理学者だけのためのものではない。実際、博士課程の研究を遂行するうえで、様々な表面分析手法を駆使する機会は多い。ところが、特に電気電子工学科出身の学生にとっては、そういった手法をまとまって学ぶ機会がないのが現状である。そこでこの授業では、典型的な表面分析手法の概要と、得られるデータを理解するための基礎知識を得てもらうことをねらいとする。題材は典型的な表面分析手法の概説と、それを理解するための物理的な素過程である。
[授業計画・授業内容]
  1. 概要説明
  2. 分子のなりたちと混成軌道
  3. 結晶のなりたち
  4. ブラッグの条件
  5. 回折の実際
  6. 表面の特殊性
  7. 表面の電子状態
  8. 電子をプローブとする分析法1
  9. 電子をプローブとする分析法2
  10. 電子をプローブとする分析法3
  11. X線をプローブとする分析法1
  12. X線をプローブとする分析法2
  13. イオンをプローブとする分析法1
  14. イオンをプローブとする分析法2
  15. 走査プローブ顕微鏡とスペクトロスコピー
[キーワード]
thin film,surface,ionbeam analysis,photoelectron spectroscopy,scaning probe microscopy
[教科書・参考書]
「薄膜・表面分析の基礎」フェルドマン、メイヤー著(海文堂) 「X線構造解析」早稲田、松原著(内田老鶴圃)など 「表面の構造解析」八木克道編(丸善) 「走査型プローブ顕微鏡-基礎と未来予測-」森田清三編(丸善) 「表面張力の物理学」ドゥジェンヌ他(吉岡書店)
[評価方法・基準]
レポートもしくは試験の結果によって評価する。
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
関連URL  
備考 [T20500701]からコピー。

, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas