授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T255032
授業コード T25503201
授業科目名 移動通信
同上英語名 Mobile Communication
単位数 2.0 単位
開講学科 工学研究科人工システム科学専攻(電気電子系コース) (T272)
開放区分  
担当教員 安 昌俊
開講時限・
講義室等
前期月曜4限 
工 15号棟 109教室
科目区分
詳細表
2016年入学生:
選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
60名
[受講対象]
[授業概要]
移動体通信は携帯電話や無線LANなどに代表されるように非常に変化が激しく,現代社会のコミュニケーションを担う重要な技術分野である。この講義では最新の実用システムを技術的に理解するために必要な電波の性質,変調・復調,伝送路表現などの基礎概念をまず学び,引き続き多元接続,拡散符号化,ネットワーク,セキュリティとの関連について学ぶ。
[目的・目標]
無線通信を応用した移動体通信について基礎から学び,同時に情報通信ネットワーク全体における移動体通信の位置づけを理解することを目標にする。
[授業計画・授業内容]
講義では以下の内容を扱うが、いろいろなテーマによって必要とする時間が異なる。以下はテーマで分けたので、2コマかかる内容のものもあるが、1コマもかからないかけないものもある。
  1. 移動通信概説
  2. 電波伝搬およびアンテナ利得
  3. マルチパス・フェージング
  4. ディジタル変復調の基礎
  5. 陸上移動通信の変復調
  6. ビット誤り率特性
  7. 誤り訂正符号と検出(ブロック符号)
  8. 誤り訂正符号と検出(畳み込み符号)
  9. スペクトラム拡散システムの基礎概念
  10. 符号分割多元接続
  11. CDMAセルラ方式
  12. ダイバーシチ技術
  13. 個人移動衛星通信
  14. インターネット
  15. セキュリティ
  16. 試験
[キーワード]
ワイヤレスデジタル通信, スペクトラル拡散, 符号分割多元接続
[教科書・参考書]
プロジェクタを用いて講義する。プロジェクタで利用する資料(PDFファイル)をメールで配布する。参考書として、笹岡秀一編著「移動通信」(オーム社)および奥村善久,進士昌明監修「移動通信の基礎」(電子情報通信学会)を挙げておく。
[評価方法・基準]
試験を実施し、60点以上を合格とする
[関連科目]
[履修要件]
[備考]
関連URL  
備考 

, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas