開設年度 | 2016 年度 |
科目コード | T257022 |
授業コード | T25702201 |
授業科目名 | 生体模倣化学特論 |
同上英語名 | Biomimetic Polymer Chemistry |
単位数 | 2.0 単位 |
開講学科 | 工学研究科共生応用化学専攻(共生応用化学コース) (T281) |
開放区分 | |
担当教員 | 谷口 竜王, 桑折 道済 |
開講時限・ 講義室等 | 後期火曜4限
(受講を希望する場合には,谷口まで連絡すること。) |
科目区分 (詳細表) |
- 2016年入学生:
- 選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
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シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
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- [受講対象]
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- [授業概要]
- 生体内では電子移動や分子認識などさまざまな反応が高効率で行われている。生体の秩序性を模倣した高分子材料を設計・合成し,高度機能を実現するための方法論を講義する。
- [目的・目標]
- 生体機能で重要な分子間相互作用,電子移動,分子認識機能のメカニズムに基づいて,生体機能を模倣あるいは超越する高分子を合成するための設計指針を得る。
(i) 各種高分子合成法を説明できる。(ii) 各種高分子合成法により得られる高分子の構造と機能との関連性を指摘できる。(iii) 構造が制御された高分子材料の開発に寄与できる。(iv) 生体を模倣した機能性高分子材料の設計指針の確立に活用できる。(v) 高分子材料の研究動向に協調できる。
- [授業計画・授業内容]
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- イントロダクション
- 界面化学の基礎(1) 表面張力
◆必要な準備学習:分子間相互作用と表面張力の起源について予習しておくこと。
- 界面化学の基礎(1) 界面活性剤
◆必要な準備学習:界面活性剤の種類と用途について予習しておくこと。
- ラジカル重合(1) ラジカル重合の反応機構
◆必要な準備学習:素反応について復習しておくこと。
- ラジカル重合(2) 不均一系のラジカル重合
◆必要な準備学習:乳化重合、分散重合、懸濁重合について予習しておくこと。
- 精密重合(1) アニオン重合
◆必要な準備学習:アニオン重合に使用するモノマーと開始剤について予習しておくこと。
- 精密重合(2) カチオン重合
◆必要な準備学習:カチオン重合に使用するモノマーと開始剤について予習しておくこと。
- 精密重合(3) NMP,RAFT,ATRP
◆必要な準備学習:Nitoroxide Mediated Polymerization,Reversible Addition-Fragmentation Chain Transfer Polymerization,Atom Transfer Radical Polymerizationについて予習しておくこと。
- 高分子の光物性(1)
◆必要な準備学習:光化学的機能を有する高分子材料について予習しておくこと。
- 高分子の光物性(2)
◆必要な準備学習:光物理学的反応機構について予習しておくこと。
- 高分子の光物性3
◆必要な準備学習:光化学的機能を有する高分子材料の調製法について予習しておくこと。
- 高分子の電気物性(1)
◆必要な準備学習:電気化学的機能を有する高分子材料について予習しておくこと。
- 高分子の電気物性(2)
◆必要な準備学習:電気化学的反応機構について予習しておくこと。
- 高分子の電気物性(3)
◆必要な準備学習:電気化学的機能を有する高分子材料の調製法について予習しておくこと。
- 総括
◆必要な準備学習:これまでの講義内容について復習しておくこと。
- 期末試験
- [キーワード]
- Molecular Design and Synthesis, Transport Phenomena, Molecular Recognition, Biomimetic Polymeric Materials
- [教科書・参考書]
- 荒木孝二ほか・有機機能材料 (東京化学同人)、堀池靖浩ほか・バイオナノテクノロジー (オーム社)、W. Norde・Colloids and Interfaces in Life Sciences (Marcel Dekker)、A. Elaissari・Colloidal Biomolecules, Biomaterials, And Biomedical Applications (Marcel Dekker)、吉野勝美・電子・光機能性高分子(講談社サイエンティフィック)
- [評価方法・基準]
- レポート50%、試験50%で評価し、60点以上を合格とする。
- [関連科目]
- 高分子合成化学、高分子物理化学
- [履修要件]
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- [備考]
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関連URL |
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備考 | |