授業詳細情報
開設年度 2016 年度
科目コード T257027
授業コード T25702701
授業科目名 エネルギー変換材料化学特論
同上英語名 Chemistry of Energy Converting Materials
単位数 2.0 単位
開講学科 工学研究科共生応用化学専攻(共生応用化学コース) (T281)
開放区分  
担当教員 唐津 孝, 矢貝 史樹
開講時限・
講義室等
前期木曜2限 

(受講希望者は事前に北村先生に連絡をとってください。)
科目区分
詳細表
2016年入学生:
選択科目S30(T251:工学研究科建築学コース(後期), T252:工学研究科都市環境システムコース(後期), T261:工学研究科デザイン科学コース(後期), T271:工学研究科機械系コース(後期), T272:工学研究科電気電子系コース(後期), T273:工学研究科メディカルシステムコース(後期), T281:工学研究科共生応用化学コース(後期))
シラバス
[授業の方法]
講義
[受入人数]
10名程度
[受講対象]
自学部他学科生 履修可,科目等履修生 履修可
[授業概要]
物理有機化学的研究法をもとに、(1)光エネルギーを光化学反応によって化学エネルギーに変換する、(2)電気や反応エネルギーを光エネルギーに変換する、などのプロセスに関連する有機材料について講義する。基本的な考え方、研究方法などを、おもに光化学的な手法に基づいて詳説する。同時に研究に関するプレゼンテーションの方法(英語を含む)や国際的な産業界の現状等、大学院後期課程学生として知っていてほしい知識を教授する。
[目的・目標]
研究の展開手法について、光化学の今までの研究展開をもとに詳説する。反応機構の解明の立場から、広い物理有機化学の知識をもとに思考を展開する方法を身に付ける。
[授業計画・授業内容]
項目6以降は教員の都合により、事前に通知して順序を変更することがあります。
  1. イントロダクション:光反応はどのようにして起こるのか
  2. 励起状態に関して得られる情報とは何か
  3. 定常状態法と時間分解法による分光計測法
  4. 励起状態の情報から何がわかるのか
  5. 光化学反応を支配する因子や励起状態の性質
  6. 光化学を支配する因子(1)フォトポリマーについて
  7. 光化学を支配する因子(2)有機ELについて
  8. 光反応を支配する因子(3)光触媒について
  9. 化学に関連する産業界について
  10. 光反応を支配する因子(4)光誘起電子移動反応について
  11. 光反応を支配する因子(5)結合解裂反応について
  12. プレゼンテーションを考える
  13. 光反応を支配する因子(6)超分子について
  14. 光反応を支配する因子(7)化学発光について
  15. まとめ
[キーワード]
光化学、反応機構
[教科書・参考書]
毎回、資料を配布します。
[評価方法・基準]
出席(20%)とレポート(80%)で評価します。
[関連科目]
物理有機化学
[履修要件]
前期課程、物理有機化学を受講済みが望ましい。
[備考]
関連URL  
備考 [40701401]からコピー。

, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas