シラバス | - [授業の方法]
- 講義
- [受入人数]
- 20
- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可
- [授業概要]
- 限りある資源やエネルギーを有効に活用するために、高温・高圧・高エネルギー照射等の極限条件を利用して、厳しい環境下にあっても高機能を発揮する材料を効率よく生産し、あるいは再生させる新しいプロセスの開発法を講義する。
- [目的・目標]
- この講義では、非晶質および結晶質の無機材料に関する知識のうち特に、高温・高圧プロセスを利用した合成プロセス、液体化プロセス、高温・高圧下あるいは高輝度放射光・高エネルギー粒子照射下での材料機能評価や材料改質について学ぶ。また、これらの知識が環境や資源の保全にいかに有効であるかを理解させる。
- [授業計画・授業内容]
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- 極限環境とは
- セラミックスの焼結
- HIP焼結法
- HIP焼結と熱電変換材料
- 超臨界水
- 超臨界の応用
- 負の熱膨張を示す酸化物
- 結晶質極限環境材料総論
- 液体化プロセスの本質とメリット
- 液体化プロセスの応用(フリーズドライ)
- 液体化プロセスの応用(乾式再処理)
- 高輝度放射光を用いる構造の解明
- 高エネルギー粒子を用いる構造の解明
- 高エネルギー粒子を用いる材料の改質
- 非晶質極限環境材料総論
- 期末試験
- [キーワード]
- 極限環境, 高温・高圧, HIP焼結, 超臨界, 負の熱膨張, 液体化プロセス, フリーズドライ, 乾式再処理, 高輝度放射光, 高エネルギー粒子, 材料改質
- [教科書・参考書]
- 特になし
- [評価方法・基準]
- 中間試験で40%,ミニレポートで20%,期末試験で40%で評価し、
60点以上を合格とする。
- [関連科目]
- 無機材料化学
- [履修要件]
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- [備考]
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