T25703701: 表面物理化学

授業詳細情報

開設年度	2016 年度
科目コード	T257037
授業コード	T25703701
授業科目名	表面物理化学
同上英語名	Surface Physical Chemistry
単位数	2.0 単位
開講学科	工学研究科共生応用化学専攻（共生応用化学コース） (T281)
開放区分
担当教員	星永宏, 中村将志
開講時限・講義室等	後期木曜1限工 5号棟 204教室
科目区分（詳細表）	2016年入学生：選択科目S30（T251:工学研究科建築学コース（後期）, T252:工学研究科都市環境システムコース（後期）, T261:工学研究科デザイン科学コース（後期）, T271:工学研究科機械系コース（後期）, T272:工学研究科電気電子系コース（後期）, T273:工学研究科メディカルシステムｺｰｽ（後期）, T281:工学研究科共生応用化学コース（後期））
シラバス	［授業の方法］講義［受入人数］［受講対象］自学部他学科生履修可,他学部生履修可,科目等履修生履修可［授業概要］　エネルギー問題の解決に結びつく、構造規制表面上の化学反応の講義を行う。固液界面における構造規制表面を分子・原子レベルで分析する方法を述べた後、燃料電池の重要な反応である、水素・ギ酸・メタノールの酸化反応と酸素還元反応を活性化する反応場の構造を論じる。　この分野に馴染みのない大学院生にも分かりやすいよう平易な講義を心がける。［目的・目標］ 1. 燃料電池の基礎研究で多用されている電気化学測定法(回転リングディスク電極)の原理と実験データの解析法を理解する。 2. 分子・原子レベルの固液界面分析に威力を発揮する表面X線回折の原理および測定法を理解する。 2. 固液界面における表面物性および反応活性が、表面構造および電解液の組成によっていかに変化するかを学び、実用触媒設計の端緒をつかむ。 3. 燃料電池の触媒開発の最新の動向を知る。［授業計画・授業内容］単結晶表面の作製法と表記法①　◆講義中に指示する課題を解答すること。単結晶表面の作製法と表記法②　◆講義中に指示する課題を解答すること。電気化学測定の基礎①　◆講義中に指示する課題を解答すること。電気化学測定の基礎②　◆講義中に指示する課題を解答すること。表面X線回折　◆講義中に指示する課題を解答すること。超高真空中の白金単結晶表面の構造とエネルギー　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。電解液中の白金表面の構造　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。白金表面へのアニオン吸着　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。白金表面への異種金属の吸着　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。燃料電池の燃料極反応：水素酸化反応　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。燃料電池の空気極反応：酸素還元反応　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。空気極の活性化：異種金属修飾　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。触媒毒：吸着COの酸化反応　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。直接形燃料電池：ギ酸酸化反応　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。直接形燃料電池：メタノール酸化反応　◆テキストの該当箇所を一読しておくこと。講義中に指示する課題を解答すること。［キーワード］構造規制表面、表面分析、固液界面、燃料電池、表面化学、電気化学［教科書・参考書］ N. M. Markovic and P. N. Ross Jr. Surface Science Reports 45 (2002) 117-229 ［評価方法・基準］出席点および講義中に課す複数回のレポートで評価し、60点以上を合格とする。［関連科目］大学院物理化学、大学院分析化学［履修要件］特になし。幅広い分野の学生の聴講を歓迎する。［備考］
関連URL
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, Last modified: Wednesday, 23-Mar-2016 23:00:48 JST, syll Ver 2.80(2016-02-13) by Yas