T25704101: 生物分離工学特論

授業詳細情報

開設年度	2016 年度
科目コード	T257041
授業コード	T25704101
授業科目名	生物分離工学特論
同上英語名
単位数	2.0 単位
開講学科	工学研究科共生応用化学専攻（共生応用化学コース） (T281)
開放区分
担当教員	(榊啓二)
開講時限・講義室等	（７‐８月開講　読替科目：機能物質設計）
科目区分（詳細表）	2016年入学生：選択科目S30（T251:工学研究科建築学コース（後期）, T252:工学研究科都市環境システムコース（後期）, T261:工学研究科デザイン科学コース（後期）, T271:工学研究科機械系コース（後期）, T272:工学研究科電気電子系コース（後期）, T273:工学研究科メディカルシステムｺｰｽ（後期）, T281:工学研究科共生応用化学コース（後期）） 2014年入学生：選択科目S30（T251:工学研究科建築学コース（後期）, T252:工学研究科都市環境システムコース（後期）, T261:工学研究科デザイン科学コース（後期）, T271:工学研究科機械系コース（後期）, T272:工学研究科電気電子系コース（後期）, T273:工学研究科メディカルシステムｺｰｽ（後期）, T281:工学研究科共生応用化学コース（後期）） 2015年入学生：選択科目S30（T251:工学研究科建築学コース（後期）, T252:工学研究科都市環境システムコース（後期）, T261:工学研究科デザイン科学コース（後期）, T271:工学研究科機械系コース（後期）, T272:工学研究科電気電子系コース（後期）, T273:工学研究科メディカルシステムｺｰｽ（後期）, T281:工学研究科共生応用化学コース（後期））
シラバス	［授業の方法］講義・演習［受入人数］［受講対象］自学部他学科生履修可,他学部生履修可［授業概要］様々な生物生産物を分離精製するための分離手法について，その基礎と応用について講義を行う。バイオリファイナリー技術を概観するとともに，脂質や糖類などの生体物質の物性と一般的な分離手法の吸着，抽出，蒸留などについて説明する。また，クロマトグラフィー，膜分離法についての最近の技術や進展を解説するとともに，酵素の反応選択性を利用した光学分割法について原理と適用例を紹介する。反応と分離を同時に行うシステムの原理と応用，生物生産物を製品までにするための分離プロセス設計について，演習を交えながら学んでいただく。また，実証規模のバイオエタノール製造プラントの紹介をするとともに，どのように問題を解決していったのか解説する。［目的・目標］バイオテクノロジーを利用した物質生産では，希薄な生成物を効率よく分離精製する技術開発が，工業化の鍵となる。吸着，蒸留，抽出法などの，バイオ生産物の分離手法の基礎について理解する。また，膜分離などの最新の分離手法について，最近の研究開発動向や注目分野での応用例について学ぶ。さらに，発酵から最終製品にいたるプロセス構築法について，産業技術総合研究所での研究例を紹介し，演習を通して分離プロセス設計について理解を深める［授業計画・授業内容］バイオリファイナリー概論生物生産物の種類と物性分離手法の基礎① 分離手法の基礎② 特殊な分離法食品・飲料製造での分離手法酵素による光学分割反応分離システムの原理反応分離システムの応用分離プロセス設計の基礎① 分離プロセス設計の基礎② 分離プロセス設計の応用① 分離プロセス設計の応用② 廃棄物からの物質生産プロセスバイオアルコール実証プラント紹介［キーワード］バイオリファイナリー，バイオセパレーション，蒸留，吸着，抽出，膜分離，クロマトグラフィー，光学分割，バイオアルコール［教科書・参考書］バイオ生産物の分離・精製（講談社サイエンティフィク），バイオ生産物の分離工学（培風館）［評価方法・基準］講義中の簡単なクイズ等（50％），および，まとめのレポート（50％）によって評価する。［関連科目］生物プロセス工学，バイオプロセス化学特論［履修要件］特になし。［備考］集中講義：2015年度：7月21日（火）22日（水）23日（木）の３日間（午前10時より午後5時ごろ，途中昼休みを挟む）。講義室：ベンチャービジネスラボラトリー棟3階会議室。読替科目：機能物質設計論
関連URL
備考	読替科目：機能物質設計論

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