シラバス | - [授業の方法]
- 講義・演習
- [受入人数]
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- [受講対象]
- 自学部他学科生 履修可,他学部生 履修可,科目等履修生 履修可
- [授業概要]
- オブジェクト指向ソフトウェア開発を中心として、ソフトウェア工学の基礎を学習する。
- [目的・目標]
- ソフトウェアシステムの設計ができ、専門的知識を有する人と円滑にコミュニケーションや議論ができる能力を養う。
具体的な目標は以下の通りである。 (1)ソフトウェア工学の方法論を理解し、それを利用できる。(2)モデル表現法を理解し、それを使用した図を読解および作成できる。(3)オブジェクト指向パラダイムを理解し、それに基づいた基本的な設計および実装ができる。
- [授業計画・授業内容]
- オブジェクト指向に基づいたソフトウェア開発を行うために必要となる基礎的な知識を習得できるように、下記の予定で講義を行う。概ね各回に講義の後で次回を期限とする演習を課す。演習課題を解くことによって理解を深めると共に、生じた疑問は、質問等によって解消すること。なお、講義資料は事前に、Web上(普遍教育センターの学習管理Webシステム「千葉大学Moodle」)でアクセス可能にする。予習を十分行っておくことが望ましい。
- 序論: ソフトウェア工学知識体系 - SWEBOK
- プロセス: ライフサイクル、アジャイル開発
- オブジェクト指向パラダイム
- Java言語: Generics, Annotation, ラムダ式
- 統一モデリング言語(UML)
UML: 構造図
- デザインパターン
- デザインパターンの応用
- 前半のまとめ
- UML: 振舞図
- 検証・テスト
- 保守・リファクタリング
- プロジェクト管理 (PMBOK)
- アジャイルソフトウェア開発例(1)
- アジャイルソフトウェア開発例(2)
- 総まとめ
- [キーワード]
- ソフトウェア設計法, モデル化, オブジェクト指向, UML, Java言語, デザインパターン, アジャイルソフトウェア開発
- [教科書・参考書]
- 参考書: アラン・シャロウェイ, ジェームズ・R・トロット「デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ」ピアソン・エデュケーション)、
エリック ガンマ, ラルフ ジョンソン, リチャード ヘルム, ジョン ブリシディース著「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」(ソフトバンククリエイティブ)、
ダン パイロン, ニール ピットマン著「UML2.0クイックリファレンス」(オライリージャパン)、
玉井哲雄著「ソフトウェア工学の基礎」(岩波書店)
- [評価方法・基準]
- 中間試験、期末試験による総合試験成績(80%)に授業内での演習やレポートなどの平常点(20%)を加味して評価する。総合試験成績は100点満点換算で、60点が本科目の目的・目標の最低限の達成に相当する内容と難易度で出題する。
- [関連科目]
- プログラムの設計と実現II〔T1U019001〕
- [履修要件]
- JAVA言語に関する基礎的な知識を有すること。
- [備考]
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